相変わらず「ええライブを観てくれ!」と言う気持ちに何の変化もございません。
が、ただ、年々「よくない、よくない」言うてる今の時代の流れは安易な“ウケル”の深追いが生み出した毒素みたいなもんでしょうに。
とにかくどこをみても(全部じゃないけど)バンドのライブに客がいない。客のバンドマン比率高すぎ。「お前のとこのライブ行くから俺んとこのライブ来て」「行かんと気まずい」みたいな。。。俺は“動員互助会制度”と呼んでます。
バンドが月に何本もライブしてると呼ばれるお客さんのほうもちょっとヒクわなぁ、「え~また~?」って。よっぽど好きでなかったら。金もないしね。そして、また困ったことにそれをバンドマンも分ってるから「呼ぶ」という行為にちょっとした嫌悪感があって余計に動員に消極的になっていく。なんなのそれ?
そもそも“アマチュアの活動”をこれだけ一般の人が金を出して応援して成り立ってきたコミュニティーなんて他にあるんか?いまさらそんなことも思いました。
みんなそこに甘んじたらから、この“ザマ”なのかもしれないと思うわけです。
誰でも音楽できる今だからこそ、実は「普通の人」の耳や目は厳しくなっていきます。
だけどね、間に合うからまだ言うよ。
いいもんつくろう、いいもん観よう。
そして、一緒になってこの先を楽しくしよ。
湯川トーベンさんが僕に向かってハッキリ言ってくれたから、今まで書けなかった一言をあえてここに書きます。
『死んでからでは遅いんだよ!』
いいもん観よ。そして受けて投げ返してキャッチボールしよ。