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2007/06/30...(Sat)...23:24...
面白い人って、「こう来たら、こう出す」っていうような、引き出しとかパターンをいっぱい持ってますよね。
持ってるだけでなく、その取出しが早い早い。とてもリズミカルでスピーディーでタイムリー。そこには、その会話に対する「読み」もあったり、「誘導」や「フリ」もあったり。
ドキドキします。
俺も大阪にもう25年も住んでいますが、自分が大阪の人間にはなりきれないなぁって思う大きな要素がここにあります。俺なんか元々笑いは「ハプニング」や「偶然」でしかないくらいに思っていましたからねぇ。
幼少から普段の生活の中で培われたこの「テクニック」というか「習慣」は、大阪という土地に住んでいる人たちにとったら、いわば「当たり前」のようなことかもしれませんが、俺はその当たり前が「凄いなぁ」って思うんです。もし俺が「オモシロイ人」になりたかったら、きっと「それ」を取り込もうと必死になってたんだろうなってね。
もちろん、幼少からこの大阪に育った人でも、みんながみんなでなくて、それぞれにその上手さの差もあり、得意な人もいればそうでない人もいます。しかし、全国レベルで見ればそのアベレージの高さはやっぱり特筆ものだと思うのです。
それにみんな、「オモロイ?Yes/No」って事に関しては、ある種の哲学じみた「答え」をそれぞれの人が持ってるでしょ?これってえらい事ですよ。そこには純粋だとかそうでないとか、そんなへんな線引きもないし。「あれはやったらアカンでぇ」っていうルールというか基準も存在してるし・・・。そんな地域、他にありますか?!

で、この上手さ(オモシロさ)の違いのニュアンス。バンド(というか、音を出すこと)とそっくりじゃない?人を惹きつけるのは、「そこ」の上手さかな?なんて思います。使い方も含めてね。
よく「どうしたらよくなりますか?」ってバンドからの相談を受けたりしますが、こんな素晴らしい参考事例がこんな身近に、というかあなた自身が持っているということに気がついたらあっという間に光が見えてくるんじゃないのかなぁって思ってます。
偉大だよ、OSAKA文化!





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