日々の出来事や感想を「たわごと」として言いっ放しで掲載。 古いものは「蔵出し三面記事」に移動もしくは多くはお蔵入り。 ライブの記事は「ライブのツボ」に移動して保存。

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◆2010/7/1(木)
バンド立ち上げたぜ!ニューアートロック御披露目ツアー!第1弾 関西編

THLEE OF US
伊藤広規(Ba/山下達郎)
森園勝敏(Gt/四人囃子、金子マリ)
向山テツ(Dr/Ra:IN、cocco、フォークロックス)

地元超若手バンド
Buny BoooON(COOLKIDS2007グランプリ)
HEAD ROCOCO(COOLKIDS2008グランプリ)
Quartet Color(COOLKIDS2009グランプリ)

Quartet Color

HEAD ROCOCO

Buny BoooON

THLEE OF US

リアリティーのある「測れる距離感」だけでやってるだけじゃもったいないんじゃないか?
超えていこう!踏み込んでみようや。
そういう意味で自分的には、かなりの挑戦的なブッキングが終わりましたよ。

大アリやね、これ。

調和に「予定」が見えないのは、未来を垣間見るようで楽しすぎる。
あえてTHLEE OF USに合わせずにスタンディングにしてみた。いつだったかレッチリのドラマー"Chad Smith"が日本の箱でライブしたとき「ロックやるんだからスタンディングにしろ!」と言ったというのを思い出したから。

この日の組み合わせ、そしてスタイル・・・結果、入りやすいけど卒業は難しいといわれるどこかの国の学校のような匂いが。(笑)
19歳バンド(Quartet Color)、20歳バンド(HEAD ROCOCO)、21歳バンド(Buny BoooON)・・・そして飛び級、55歳(THLEE OF US)バンドやもん。

でも、それをここでやると「乾杯!」を生むからたまらん。

それにしてもロックを作ってきた人らの音はとてつもなく図太い。
選曲は、この人たちが今日の出演若手バンドの歳のころから「いつかやれるようになりたかった曲」のオンパレード。若手がいくら力んでもあの音圧は出ぇへんねんな。まさにブリブリとはあのこと。

この日一番オモシロかったのは、バニボのリハで広規さんらがやたら興奮してたことやな。下から上もそうやけど、上から下にも時代の刺激は伝わる。
これです。


◆2010/5/22(土)
EnTRANS Live Tour 2010

EnTRANS/
ヒダノ修一(太鼓)
ミッキー吉野(キーボード/ゴダイゴ)
鳴瀬喜博(ベース/カシオペア)
八木のぶお(ハーモニカ、ボーカル/AMIGO'S)




この後、この場所が想像を絶する光景に変わったのです。




俺は破壊されました。


テクニカルなことなど記憶にございません。
特筆すべきは、個々のメンバーのプレーしてる音がひとつ残らず全部聴こえる。すんごいアンサンブルや!
とにかくいっぱい入れて、ぜんぶ出た。。。大揺れ!
アンコールは会場全員での乾杯でスタート。
そして予定にはないダブルアンコール。

ジャックライオンでのEnTRANS、涙モノの最高峰でした。


打ち上げで憧れのミッキーさんとは約束をしました。
「今度はオルガンを貸します」と。

そして「その次はWLMのオルガンを持ってきてください」と。

「まず、そこまでは絶対来てください!」と。

ミッキーさんは快くにっこり笑いながら「OK」って。

ミッキーさんのプレーを好きになってから今年で30年。
やっと出会えた。そして始まった。
他にはない唯一無二なやさしさがあふれるあの音とグルーヴ、ダイナミクス。ミッキーさんは、なにかが他とまったく違うんです。


しかしまぁ、A。。。リアルタイムの音のやり取りの世界。「瞬時」「瞬間」の反応で繰り広げられるあの究極のミクスチャー空間。
やっぱすんげぇよ。

もう観察の時代は終わった by MAR☆BIN


◆2010/3/8(月)
AMIGO'S with 川門正彦(From 石垣島/三線)

ライブが終わって、その日の感想をここに残す。
それを見てくれた誰かが一人でも次のライブに行こうって思ってくれれば・・・って思って書いてたけど、最近はそのことが逆に何人かが足を運ばなくて済ましてしまう一因にもなってる気がしてます。

堂々巡りってこのことかな。

とはいえ、先日のAMIGO'S with 川門正彦は、文句なし、これまでの最高記録更新ライブになってしまいました。
この日のライブはオープニングアクト吉田このみちゃんから最高への波は始まってました。
Photo By OOMATA
川門さん入っちゃったし。このみちゃん、むっちゃいいんだわ!

そんでこれ。写真から空気読めるでしょ?

川門さんのうた、そしてAMIGO'Sとのコラボ・・・お客さん、スタッフも含め、何人が笑って、泣いて、してたでしょうか。
ホンマ、すごいライブになりました。


個人的にも昨年の石垣から始まり、この日まで・・・いろんな部分で喜びも苦しみも共有してきた結果です。
たった一日。でも、ライブはね、そうやって作ってるんだよ。

八木さんが言ってくださってたそうです。
『ジャックライオンみたいなライブハウスが日本中にあればいいのに』って。
あれっ、このセリフ誰かも・・・ジョニーさんですね。

ありがとうございます!!!

僕も思います。こんなライブが日本中にあればいいって。


◆2010/3/8(月)
AMIGO'S with 川門正彦(From 石垣島/三線)

あの日本一のハーピスト八木さんが「川門(かわじょう)さんのバックならいつでもやるよ」って。
今度の月曜のライブはそんな強烈な三線(さんしん)&うたの川門正彦さんが石垣島からわざわざこのライブのために本土へ飛んできてくれると言うもの。
俺自身、川門さんとAMIGO'Sのサウンドが融合した瞬間を昨年の石垣島AMIGO'Sライブでの打ち上げで体験した。そうセッションで。
ただ単に三線のあのスケールが洋楽にのっかるだけのものじゃない、なんていうんだろう。。。とにかくぶっ飛んだ。
で、いつかこれがステージで実現すれば・・・と思ってた。

「業界腐ってる」だの「景気が悪い」だの人のせいばかりにしてないで、筋の通った音を出し続けている猛烈な音楽魂の人たちの生き様をもっと知るべきです。聴くべきです。観るべきです。そして話すべきです。

ジャックライオンはそんな場所。集まってくれ、ロック魂を有する者たち。


◆2010/3/8(月)
AMIGO'S with 川門正彦(From 石垣島/三線)

川門正彦(三線&Vo)
大山大吾郎(Dr&Per)
八木のぶお(Harp&Vo)
田中晴之(Gt&Vo)
山田晴三(Ba&Vo&kari)

オープニングアクト:吉田このみ


開場18:00 開演19:00
前売4,000円


◆2010/2/14(日) at JACK LION
MICHINA&TOMO Japan Tour 2010
ミシェル・ミチナ(vo, pf) 前田智洋(gt)
from FRANCE
http://www.michina-tomo.com/

ゾクゾクしたね。

奥から戸高さん、michinaちゃん、前田くん。


michinaちゃん


前田くん


Yeah!

オープニングアクトのLahja、これまでにない初めての緊張感の中でもよくやってくれました。いっぺんに好きさ倍増しました。


◆2010/1/14(木)
Bass Ninja 今沢カゲロウ ソロパフォーマンス


タイトルはカゲロウ氏の日記から引用。

1年ぶりのカゲロウ氏のソロパフォーマンスは、期待を裏切る事無くさらに進化を遂げていました。
残るミュージシャンは、みな凄い努力をしてはります。カゲロウ氏は、それをすべて昆虫から学ばれてるようです。
人間の進化。そんなもんあるのか?
人間が進化しないのは「無理だ」と計算できるから。だからカゲロウ氏は2000年以降、年間250本に及ぶライブツアーをはじめたらしい。体力はいけるそうです。ただ精神力は。。。
そこでそのストレスを越える事で進化を遂げるべくツアーを決行。そうして今のカゲロウ氏の姿があります。

ペーパームーンでのカゲロウ氏、内P、そしてヒゲおやじの朝方までの3人の打ち上げは、俺にとって素晴らしいヒントを授かった素晴らしい時間になりました。
カゲロウ氏、そして昆虫に感謝。


◆2009/11/10(火)
金子マリ Presents 5th element will
金子マリ(Vo)北 京一(Vo)森園勝敏(Gt/四人囃子)岩田浩史(Gt)大西 真(Ba)松本照夫(Dr)

なんにも言う必要も書く必要もないですよね。
それじゃ、ここにこれ書く意味もないんだけど・・・。
みんな言葉に出来ない(する必要もない)けど、同じ何かを感じてる。

金子マリさんのライブは、いつも最強のロックです。
抜かれることがない。つまり今も走り続けています。

前回、春のジャックのライブで撮ってくれた写真の一枚。
KenKenのブログに載ってることを聞かされた。
http://kenkenweb.net/official_blog/entry/2009/07/001595.html
その内容があまりにも衝撃的で。

なんかここには、そんなことを感じさせられる出来事が多いのだ。
内容の信憑性なんかどうでもよくって、そう思えることが正直、うれしいのです。
マリさんもこの出来事をうれしそうに話してくれた。感じてることは同じだ。

アンコール「らりる」(木村充揮さんがマリさんのために書いた曲)でのマリさんの涙がすべてをやさしく包み込んでいった最高の夜でした。



一緒に出てくれたのがRUSH LINEでほんとうによかった。ありがとう。


(追記)
「僕にはそう思えるんです。」

なんか若いときの塩次さんも来てらっしゃるように見える。
あの写真。


◆2009/10/24(土)
秋のツアー
MAR☆BIN(Vo&Sax)
大西 真(Ba/金子マリPresents 5th element will)
湊 雅史(Dr/DEAD END、奥田民生)
橋本 ジュン(G)

ものすごいライブでした。





くりキントン⇒Buny BoooON⇒HEAD ROCOCOとやってきたCOOLKIDS覇者とAとの対バン。
名目上は「COOLKIDSでグランプリ獲ったから」のオープニングアクトではあるけど、べつに決められてることじゃない。実はそこには俺なりの「切りたいカード」があって。
先日のジャマーバンドとSCAMPYの対バンもしかり。

親子対決みたいな感じのアットホームごっこじゃなくてさぁ、そこにはマジで燃えれるもんがあるわけさ。だから自然発火するわけで。
それが俺が思う「今のロック」なんやわ。予定調和やないで。

昨夜もやっちゃったよ。最高やったわ!
昨夜の湊さん、コアなファンの方からは「何%」の評価かはわからないけど、HEAD ROCOCOがええライブしたもんだから・・・

発火!

どえらくえげつなかった。

昨日、ライブが終わってから思ったこと・・・

Aのライブ、これまで何回見たかわからないけど、今思えば、俺にとって1回目のライブは、1曲目みたいなものに過ぎず、2回目が2曲目って感じの大きな流れで流れて行ってるのに気がついたのよね。それくらいライブ毎にその都度その都度の変化がある。だからこのバンドにこれだけのめり込んじゃうんだなって。

ホンマ、答えが転がってるで。ほら、すぐ手にとれるところに。
こういうライブ観にこなアカン!
昨夜のHEAD ROCOCO、あんた観たか?


◆2009/9/3(木)
フォークロックス
向山テツ(Vo&Dr) 湯川トーベン(Vo&Ba) 永井ルイ(Vo&Pf&Gt) taco-bow(Vo&Per) 中野督夫(Vo&Gt)

かなん兄貴やなって本気で思っていますが、なんだかんだでステキな兄貴やなって・・・やっぱり思っちゃいました。

ただ、いただいた写真をアップで見てみると、お互いダメなヤツかも知れんませんな。
そういえばジャマーのアニキのブログでもそんな感じのこと書かれてたっけな?




◆2009/6/17(水) at JACK LION
Alex Machacek Trio Japan Tour 2009

とんでもなく素晴らしいミュージシャンの素晴らしいライブでした。

自己表現とか自己顕示とか、そんなん微塵も感じないただただ音楽を楽しんでる姿がそのままとてつもない超絶ライブになってしまってるっていう。。。超絶的な気さくさだな。

形態とか譜割りとかでいえば小難しい音楽。でもそんなん全く感じなかったね。すっげぇわ。

とにかく今、酒が美味い!お疲れぇっ!!プレッシャー大きかったけどやってよかったって心から思いました。

来ていただいた皆さん、ありがとうございました!!!


◆2009/5/23(土)
神保彰ワンマンオーケストラ

昨日の神保さんのワンマンオーケストラ。
テレビでの放送の影響もあってか予約が絶えない状況で、一時はSOLD OUTにしようかと考えていた頃、新型インフルエンザの報道。で、ライブが「茨木」とくればやっぱり相当な数のキャンセルが相次ぎました。それでも結局80名のお客さん。すごいです。
神保さんのドラムセットを360度客席で囲うパノラマライブです。特にドラマーにとって「後ろ」から見れるこのライブは、実に見応えあるものでしょう。が、しかし、メロディーや伴奏、ベースまで「叩いている」という何がなんだかわからないけど、音楽そのものは、わかりやすいライブなのでドラマーだけじゃなく普通の人でも子どもでも十分楽しめてしまう不思議なライブなのであります。

それにしてもこの方の「自分の決めた道」へのまっしぐらぶりと常に新しい挑戦をしてはる姿を見ているとドラミングの素晴らしさはもちろんですが、ヒゲおやじはこの「人」が素晴らしくすごいと感じます。尊敬します。

それと昨年同様(ドラムセッティングを行う)ドラムテックの枝川くん。彼と昨年出会ったことは大きいです。彼は、テリーボジオやデニスチェンバースからも指名を受ける日本を代表するドラムテックで彼自身も凄腕ドラマーでありますが、なにより彼の音楽との向き合い方や、考え方にすごく共感しますし、お互い話をしだすとついつい熱くなってしまう感じで、とにかく「お互い頑張っていこう」って、昨日もね。
先月のサウンド&レコーディングマガジンにも枝川氏のレポートが2ページにわたり掲載されていましたよ。

ちなみに世界の神保氏をして「絶品」と言わせるあるものがあります。詳しくは神保氏の23日付DIARYにて。
2年連続の登場です。


◆2009/5/3(日)
金子マリ Presents 5th element will

金子マリ(Vo)北 京一(Vo)森園勝敏(Gt/四人囃子)岩田浩史(Gt)大西 真(Ba)石井為人(key)松本照夫(Dr)

前日深夜の突然の訃報に一時はどうなることかと心配しました。
もちろん、その事実は一夜明けても変わるわけでもなく、ジャックライオンに到着されたマリさんは、いつものマリさんではなく、メンバーにも緊張が走り、俺自身もマリさんと会話するのを控えたくらいです。
いつもなら和気あいあいあと再会に話が盛り上がるんですが、結局あの日は、ライブが終わるまで一言も会話しないというかつてない展開になりました。
それでも、マリさんは、自分を震えたたせるかのようにみんなの前でオドケテみせたり。。。

ライブは、いつもの清志郎さんの曲「彼女の笑顔」「ダンスミュージック」に加え、曲の途中からアドリブで「スローバラード」に展開したり・・・で、とても特別な意味深いライブになりました。
マリさんの事を考えて、Drの松本さんの歌を一曲増やしたりしたところは、まさにバンド!
また、リクエストに応える形で歌った「You've Got A Friend」も素晴らしかったです。

マリさんも気力の限界を越えていたと思います。
で、この日の、大西さんのベースでのバックアップにものすごく感動したのは、僕だけでしょうか?一番バンドをそしてマリさんを支えていたと感じました。やさしい凄い人です。

あの場に居てくれたみんなにありがとう。
みなさんのおかげでとてもいいライブになりました。
ライブはみんなで作るもの。まさにそんな夜になりました。

さて一夜経って今日朝、まったく起きれなかった自分。
いつもどおり起きるつもりが目が覚めたら午後一時半。 目覚ましもかけていたのに・・・大遅刻です。
その時、気づきましたね、ものすごく疲れてたんだって。

昨夜のライブ。カメラを撮るのをお願いしてた男の子から「みんなメンバーが泣きそうになってた瞬間があった」ってききました。毎回撮ってくれてるから変化には敏感だったんだろうね。ファインダー越しにアップされた表情にはそんな肉眼では見えない部分があったんだ思います。

小さなライブハウスでのいつもどおりのライブに秘められた「それ」に何かを感じ取れる楽器弾きでありたいなって・・・そんなふうに思えた一日でした。

先日の訃報もあり心配でしたが、見事なLIVEでした。気持ちの入った音楽を目の当たりにでき、不謹慎ながら大変うれしかったです。このとてもとても貴重な経験を次のステップにいかせれれば幸いです。
会ったこともない一人の人間の死がこれだけ多くの人間を動かした事実はすごい奇跡だと思います。


ライブ終わってすぐにこんなメールをもらいました。


◆2009/4/29(水・祝)
GOING KOBE09 at 神戸夙川学院大学

昨日のGOING KOBEはとてもいい一日になりました。おかげさまで若者より一日遅れで来る筋肉痛が明日やってくる雰囲気100%です。
うぉ~!パワーが集まるのは最高です。

身近な話だと客で来てたHEAD ROCOCOの"てら"の「目の前の音楽に対する素直な姿」は、最高にステキでした。

さて、そのJJブースですが・・・

歴史に残るかも?と思える印象に残る言葉No.1は、トップバッターのCRAZY★CATの「私たち、まさかのコピーバンドで~す!」でした!


そして、お客さんをステージギリギリまで引き寄せたバンドNo.1は、Buny BoooON!


外人夫婦(おそらく)に微笑ましい笑顔を提供したNo.1はTHE RUSH LINE!


オーディエンスからノーマークでありながらぐりぐりにお客さんを巻き込んだNo.1は水母ボーダーズ!


傾きだした日差しという時間と背景を見事に読み取ったような空気感の選曲No.1は、HUG KICK LEE!


野外ライブはこうやって入って行くんや!って「あっ、そうそう!これこれ!!」って思わせてくれた“時の進入路”作りNo.1は完璧にジャマーバンド!


「なんやなんや?!俺らはやりたいことやってんのや!」って主張No.1はバーバリアン!


そして、まさに温故知新!今と昔のミクスチャーバンド。普遍要素と間口の広さNo.1とTV取材カメラNo.1のジェイムス!

向かい側のハイネケンステージもごっつい盛り上がってましたね。JJも「いい音楽」で応えていきましたよぉ。


◆2009/3/17(火)
Simon Phillips Japan Tour 2009

Simon Phillips(dr) / Mike Miller (g) / Melvin Lee Davis (b) /Everette Harp (sax) / Mitchi Forman (key)

いつもの事ながらミュージシャンを車で迎えに行く。いつもの新大阪。
ただ、今日はちょっとハードルが高い。
俺とアーミーの2台で行ったんだが、俺のクルマにはSimon Phillips氏とMelvin Lee Davis氏。世界のリズム隊(リズム隊というと瀬川君に怒られるが)が乗り込んだ。アーミーの車には Mike Miller氏、Everette Harp氏、そしてMitchi Forman氏。
まぁ免許取ってから一番慎重に運転してたかもしれないね。
俺の車ではMelvinがむちゃくちゃ陽気に話す。それにSimonが応えるって感じかな?何を話してるかよくわかんないけど音楽の話ばっかりっぽい。ライブの進行の事やアレンジのことかな?時に俺でも笑えるくらいのニュアンスでジョークを織り交ぜながらトークは盛り上がってる。
音楽にストイックなくらい真っ直ぐ向かい合ってる感じ。

さぁジャックライオンに着きましたよ。
ここから極度の緊張感がジャックライオンにまん延します。
ステージには昼過ぎからくみ上げられた楽器軍が満載状態。ライブに向けていつもと同じように空気を作りながら進めてるつもりでもその緊張感は隠せません。スタッフも完全にテンパッています。テンパッている分、いつもより体力的エネルギー消費も激しいんでしょう。リハーサルが終わり客席をセッティングする時点で完全にみんな動きが鈍くなっています。
実際俺もカリカリしてましたから。

ふたを開ける前に自分自身がわかっているのは、当初想像してたより少ない予約数です。それでもオープン時には、多くのお客さんが玄関先でオープンを待たれています。「ありがとうございます。」そう心の中で何度も言いました。
平日にこの場所で19:00という条件もあるかもしれません。3月という忙しい時期もあるかもしれません。この不況も影響あるかもしれません。今の時代、いくらSimonと言えども「そう」なのかもしれません。
来てもらいたくてみんなに電話したりメールしてる時も「当然立ち見ですよね?」「もう予約いっぱいじゃない?」と言われると辛かった。それが書きたくないけど正直なところ。
でも、一番言えることは、俺達自身(ジャックライオン)の「認知度」「告知力」の乏しさを一番感じるわけです。
実際、身近な人に連絡していても「まじ?知らんかった。教えてくれてありがとう」なんて言われました。
俺達9年かかってもココまでしか来てないんやって思うんです。

俺ね、昨年からライブのフライヤー作って楽器店やCDショップやスタジオを回ってます。そこでも痛感してます。まだまだ全然知られてないって。
そこに「Simon Phillips」という世界のドラマーの力をお借りしたとしてもですよ。これは俺達の力の無さです。まだまだと言う事です。

そんな中、今回は多くのジャックライオンの若いバンドマン、そして御馴染みのお客さんが足を運んでくれました。前日言ったのに「よっしゃ、行くで!」と言ってくれた方も・・・ほんとうにうれしかった。

熱いお客さんの数66名。ありがとうございました!

ライブの内容はココで書く必要はないと思っています。このメンバーですよ。ここはジャックですよ。決まってるじゃないですか?!そりゃぁもう。。。涙もんです。
そんな中、俺が個人的に注目してたMike Miller氏のギターには飛び切りやられたことは報告しておきます。

うれしいのは、ライブが終わってからも何通かメールを頂いた事。このライブへ熱い感想を伝えてくれる内容と背中を押してくれるうれしいメール。「やってよかった。」そんなふうに心底思えるメール。
俺達はこの先、それにもっともっと応えていかなければいけません。
また、突然今日、アメリカのkaiさんから初めてメールをもらいました。あのISAOちゃんのSPARK7のkaiさんね。
『先月サイモンにあったとき日本ツアーでジャックライオンに行くっていってました。サイモンにはよろしく伝えておいてといっておいたのですが・・・』ってね。『いや、なんにも・・・俺もバタバタしてたので全くそんな会話する余裕無かったんですけどね』って返すと『やはり忘れていましたか。あはは!忙しい彼らですからね! 』って返ってきました。
そんなとこでつながってたんや?!いや~知らないところであったんですね。流れは。

ライブが終わり、放心状態の中、時間があったスタッフのヒロと朝近くまで話しました。良かった事、反省すべき事。
上の告知の話もそのひとつ。俺達がやれる事、やらなければならない事はまだまだ山のようにある気がします。
その一つ一つがこれからジャックライオンを利用してもらうみなさんに喜んでもらえるようにつなげていかなければいけないって思っています。
今回のライブがひとつの節目として次へとつながるように頑張ります。息子の卒業式のようにね。

最後に、あの日来ていただいたみなさん、ありがとうございました!
そして遠くから見守っていただいたみなさん、ありがとうございました!!
Simon、Mike、Melvin、Everette、Mitchi、ありがとうございました!!!

みなさんに心から感謝します。





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