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◆2015/10/3(土)
musique69.com PRESENTS "Three & Only" Tour 2015
Three&Only
メンバー:夢野カブ(Gt&Vo) 吉森信(Pf) 湊雅史(Dr)
オープニングアクト:児玉真吏奈 with K

初めての歌もの360度パノラマライブ。
ジャックライオンのデッドな音環境ではある程度ホールに音を撒き散らかさないと「鳴ってる感じ」が出ない。
観る位置で音が激変する。
でも歌ものだから歌詞を伝えないといけない。
そしてそれを支えるドラムとピアノの空間的な響きが大切。
いろんな点で神経を使いました。

エレピ用のアンプをステレオで天井向きに設置したり、ギターアンプの後ろ側をアンプから少し話してパネルで遮音したり・・・360度ならではの工夫が必要でした。
Three&Onlyの3人の足元のモニタースピーカーは使いません。生音とメインスピーカーから出てる音ですべてをまかなって行きます。
リハーサルでドラムコーラスのSM58がやたらとドラムの音を拾います。それがバランスを取りにくくします。でもそのままリハーサル終了。そんなもんです。

で、そこからはメンバーの居ない状況で「勘」を頼りにセッティングを変更。リハーサル後の「いじり」は本来ご法度ですし、失敗したら「アウト!」です。
コーラスマイクも手持ちの中から急遽変更。リハでのサウンドはそのままに、問題点だけ解決していきます。

本番前も本番中もオペレータのアーミーは多分僕の手出しに怒ってただろうけど
これだけは真剣勝負。勝たんとあかん。引き分けは負け。
やることはやりました。でも本番でも思いついたらどんどん変更するつもりでした。

さて、オープン。
至福の時間は、まずドラムの湊くんにビールを1本おごってもらうところから始まりました。

オープニングアクトの児玉真吏奈 with Kです。

やっぱこういう日は彼女らが合う!いや彼女らしかないね、ほんと素晴らしい。

で、ついに関西発登場 "Three & Only"

ここからはこのライブの主催であるムジーク・ロックの若松さんのコメントを引用~

『昨日のThree & Only関西ツアー2日目、JACK LION公演は凄まじい熱量のライヴに。
前日UrBANGUILDでのワンマン公演とは異なり、サポートアクトとして児玉真吏奈 with Kが出演した他、2部構成ではなくガツンとくる90分1セットの2回アンコール。
そして極めつけが、JACK LIONのマスター眞柴さんとの打ち合わせで決まったフロアライヴ。バンドの周り360度をお客さんが取り囲むステージセット。見た目は公開リハーサル的ながら、バンドが目を合わせながら演奏に没頭していく姿は感動的。
場内の空気に興奮した夢野カブさんがグイグイとギアを上げていく中、吉森信&湊雅史のコンビが更に煽りまくる図は痛快!ベースレスの編成ながら生まれる、ドラッギーなグルーヴは気持ち良過ぎました。
さらには、そのバンドの演奏に引き込まれたお客さんがそれぞれ呼応し興奮の坩堝に。そしてバンドにフィードバックされる相乗効果が目に見える空間に。企画者冥利につきる素晴らしいライヴが、まさか二夜連続で実現するなんて…
ご来場頂いた皆さま、本当にありがとうございました!』


最後の方では一番音環境の悪いはずのステージ上(ドラムのサイド&バックなのでドラマーに大人気)の客席が踊り場と化し、それではと急遽モニタースピーカを出してピアノと歌をステージ上に飛ばします。火に油状態。笑

初めてお会いした吉森さんもまたゴキゲンなお人で嬉しくて、
打ち上げが楽しいスーパーな夜でした!

写真は迎えに来てくれた一番下の息子と湊氏との出会い~。







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