日々の出来事や感想を「たわごと」として言いっ放しで掲載。 古いものは「蔵出し三面記事」に移動もしくは多くはお蔵入り。 ライブの記事は「ライブのツボ」に移動して保存。

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「0」と「1」、「1」と「2」の差はどちらも「1」なんだけど
俺には「0」と「1」、「1」と「2」の差は、「0」と「1」のほうが大きいような気がしてなりません。
一つあるのと二つあるのの差の「1」より、
まったく無いのと一つあるのの差の「1」のほうがすごく大きくて魅力的に思えるんですけどどうでしょう?
まぁ、思いつきで書いてるんですけどね。


水曜日、朝起きた時にちょっときつい耳鳴りがあって、それはいつの間にかなくなったんだけど、その日の夕方買い物に行った時、ほら、店内のBGMが天井のスピーカから鳴ってるでしょ?それがね、チューニングがムチャクチャだったんよ。
「こんなひどいのって許されるの?」
程度の悪いBGMにそんなふうに思いながら帰ったわけ。
で、その日はそれくらいしか思わなかったんだけど、次の朝・・・。
翔君がホームページの日記で「チャゲ&アスカの昔の映像の演奏がひどい!」ってLINK貼ってたから見たわけですよ。そしたら演奏どころかその音のひどさに驚いたわけ。で、なんか「位相」もおかしく感じて・・・「ちょっと待てよ。こりゃ俺の耳がおかしいんじゃないか?!」って思ってTVをつけてみた。
「なんじゃこりゃ!!!」
へんな変調がかったような、金属的な、そうやなぁ昔のリングモジュレータをかけたような音が常に原音に混じって聴こえてくる。オマケに音楽は1オクターブ上の半音下が混じったようなチューニングのずれた音痴な音楽に聴こえるではないですか?!
気にしだすと、みんなの話す声も同じように変な耳に障る音が混じって聴こえる。特に高い音、ヌケル音はそれがひどい。その音のせいで耳も痛い。
気持ち悪いぞ!!!

で、今日病院の耳鼻科へ。
おそらく「突発性難聴」とのこと。原因不明の病気らしい。ネットでも調べまくってたから「やっぱり・・・」って感じでした。
すぐに病院にいったから今のところ「軽度」らしいが、しばらく薬での治療。音楽がまともな音で聴けない状況ですわ。

個人的な重い話は書きたくなかったんだけど、ひとつだけ言いたくなったんで書きました。

『ちゃんと音楽が聴けるって言うのは、幸せなことです!』

今、ヒゲおやじは自分の弾くピアノやオルガンの音程すら気持ち悪くて「無理無理!」って状態でございます。
もちろん店のBGMも。増してやライブの音は強烈!

鍵盤で自己診断すると、楽器に詳しい人ならわかるだろうけど「D4~F4(鍵盤の真ん中のレの1オクターブ上のレ~ファ)」が特に症状がひどいな。ピアノのソロの曲なんか笑っちゃうくらいデタラメな調律のピアノを弾いてるみたいに聴こえるぞ!

「治る」って思ってるから今は「ネタ」として書くことが出来ますが結末はいかに?!

いや~まいった。。。でも大丈夫や!


バッキャロー!

いきなり言葉が荒くてごめんなさいね。
でも、昨夜のライブを観ながら「何か」に向けてそう言いたくなったのが正直なところでした。

2007/9/17   「AMIGO'S」ライブ。
・・・言いますよ~。

『あの日、あの時間、ジャックライオンは、間違いなく

今、日本で最高のライブハウス

だった!』って自信を持って言い切ります。



『言葉に出来ない』『ムチャクチャ楽しかった』『でもなぜか涙が出てきた』
あとからあとから、高校生からも熟年の方からも、AMIGO'Sを初めて観る人、そしてそうでない方からも老若男女問わずそんな言葉がいっぱい寄せらました。
うん、俺もそのひとりですよ。そして「また進化したAMIGO'S」を見てしまいました。



<上の写真>ジャックライオン始まって以来初めて、ライブ中にホールのドアを開けっ放しにしたくなりました。玄関ロビーの灯りは消してね。この音をこの空気をホール内だけに収めるのは到底無理がありすぎる!なんて俺とスタッフのケンメイは直感したんでしょうね。それをする事に何の意味があるかなんてわかりませんが、なぜかそうしたくなったんですよ。



たぶんあの場にいたみんなが「そう」思ってるんじゃないのかなぁ?昨夜のライブは「言葉にならないほど素晴らしいライブ」だったって。
ドアを開けっ放しにしてジャックライオン内をAMIGO'Sの音と空気でいっぱいにしたくなるようなライブ。ライブが進むにつれ会場を埋め尽くした満員の客さんみんなが「AMIGO」になってしまってたんです。

なんていったらいいのか・・・ほんとうに言葉にならないのですが、音楽スタイルがどうであれ「人間の一番フラットなところでの感情に入り込んでくる音はなんて素敵で、なんて強いんだ!」
そう教えてくれる大山大吾郎(ドラム&カホーン&ボーカル)山田晴三(ベース&カリンバ&ボーカル)八木のぶお(ハープ&ボーカル)田中晴之(ギター&ボーカル)の人間味あふれる素晴らい4人からなるAMIGO'Sというバンドがそこにいて、そのAMIGO'Sに心躍らせる素晴らしいお客さんがいて、その全てが昨夜ジャックライオンを『今、日本で最高のライブハウス』にしていたという事実は「ホンモノ」以外の何物でもありません。


「バッキャロー!」は、そんな気持ちから自然に飛び出したのです。
俺たちが正しいとか、あなたたち間違ってるとかそんな事を言うつもりはありません。でもホンモノはやっぱりホンモノで、そこにはちゃんと答えが出る・・・そう思うのです。
素晴らしいお客さんと素晴らしいミュージシャン・・・それなしで素晴らしいライブハウスなど存在しないんですよ。
私事で申し訳ないのですが、一人のライブハウスをやる人間として、とてつもなく大きな勇気をいただきました。うちのスタッフもそう感じてると思います。
これからも俺たちはまだまだやれることがありそうです。

みなさん、ほんとうにありがとうございました!!!



(L to R)
  山田晴三(ベース&カリンバ&ボーカル)
  大山大吾郎(ドラム&カホーン&ボーカル)
  八木のぶお(ハープ&ボーカル)
  田中晴之(ギター)

今日9月17日(月・祝日)19:00~いよいよ「4人でのAMIGO'S」ライブやなぁ。
AMIGO'S「知ってる?・知らない?」「興味湧く?・湧かない?」なんか関係ないって言い切れるわ。楽しくって吹っ飛ぶぞ。
音楽、バンド、LIVEが「好き」って言う人は必ず観んとアカン。絶対アカン。
鑑賞やないで、参加や。そう、楽しくてしょうがないハズだわ!
世界に通用する日本のバンドや!!
これぞリズムと旋律の最高峰やで!!!

血が騒ぐって!!!!

心もからだも躍らせろ!


2007/9/9(Sun) at JACK LION

◆Misko Plavi (ミシュコ・プラヴィ)


なんだろう?・・・その演奏は、特にキャッチーでもないのにその「なんだろう」に魅了されちまうこの感触。
セルビア(旧ユーゴスラビア)のアコーディオン奏者ミシュコ・プラヴィ。
その音はやさしいのに攻撃的でもあり、楽しいのにどこかにとてつもない悲しさもあるようで、生きる力のようなものをこの人から感じてしまうのです。
セルビア(旧ユーゴスラビア)という国が抱えてきたもの、そしてその国に生まれ育ったこと・・・あんまりそう考えながらステージを観たくはないんだけどどうしてもそんな何かを感じてしまうのです。
俺は、今回のライブにあたり口うるさく「観に来い!」とは言わなかったんですが、うれしいことに自ら何人もが「行きたい!」って反応してくれたし、あとは対バンのお客さんで「たまたま目撃者」になった人たちを合わせて約50人のお客さん。トップに出たM-スパイダーのお客さんが一番多かったかな?ほとんど二十歳くらいの若いお客さんだったけど、初めて出会ったミシュコのプレーに素直に反応してたのがとても印象的でした。
度々見せるとてつもない速弾きやトリル。そしてアコーディオンを叩いて出した「リズム」をリアルタイムで足元のサンプラーに取り込んでループさせる。その上にバッキングをまたかぶせ、どんどん一人で凄い世界が広がっていく。アコーディオンの音色も本体のボタンでどんどん変わる。そしてピーク時の力強さには、ほんとうにドキッとするんです。



今回のライブにはカホーン&タブラで「天空オーケストラ」のノブさんが参加してくれました。これがまたよかったんですよね。サンプラーのループにノブさんの生のパーカッションが絡んでどんどんドライブ感を増幅していきます。(これってけっこう難しいはずなんだよ)
「ドブロ!」これセルビア語で「いいぞ!」っていう意味なのかな?
ライブ前にミシュコに尋ねたらどうやらそんな意味みたいなんで俺たち揃って「ドブロ!ドブロ!」叫びまくりました。(笑)
アコーディオンって普通に見てたら右手にばっかり目が行くものですが、あの左手の意味をわかって見ると面白さが数倍になります。
アコーディオンの左サイドには小さなボタンが並んでいて、単音のベース音、そしてメジャーコード、マイナーコード、7thコードなどなど・・・ミシュコのアコーディオンにはそのボタンが120個も並んでいます。
そのボタンを押さえる指先を目で追っていると「神業」のようなプレーが理解できるのです。
そんな話を聞いてこのライブを見ていた市田くんと太朗はすっかり「ドブロ!仲間」でしたね。

でも先に書いた二十歳くらいのお客さん。そんな話は知らなくても初めて出会う「東欧のサウンド」ミシュコのプレーに自然に声が出てきてるようでした。また、ミシュコを挟むようにして緊張しながらも3番、トリで出たnero。そのneroのお客さんにも喜んでもらえたようです。
いろんな人たちがライブが終わってからミシュコと一緒に写真撮ったりして楽しそうだったのがうれしかったなぁ。

次はいつ来日できるかわかりませんが「ドブロ!仲間」増えてくれればいいんだけどって思います。

一緒に出てくれたM-スパイダー、そしてnero。この日のライブは3つのバンドがぜんぜん違うカラーのバンドでありながらも、ほんとにうまく混ざり合って「ライブハウス」をつくってくれました。ありがとう!
観に来ていただいたみなさん、ありがとうございました!!!


あっそうそう。ヒゲおやじオススメの「若水」の天津飯。
ミシュコにもウケました。あの天津飯はセルビアでも「ドブロ」?


◆2007/9/2(Sun) at JACK LION

Ra:IN

PATA(Guitar/ex.X-JAPAN)
michiaki(Bass/ex.TENSAW)
向山テツ(Drums/ex.CoCCo,レッドウォリアーズ)
DIE(Key/ex.GLAY、hide(X)Band etc)

Summer of Love Tour 07 JAPAN FINAL!

一日経った今、俺の喉がなんとなく「かれて」ます。
久しぶりに大きな声を連発したなぁ。

うん、やっぱロック・スターはカッコええ!!
なんやかんや言う必要ない。あの姿見たやろ?!
Ra:INというバンドに終結した日本の偉大なロック・スターは、世界のロック・スターに向かって突っ走ってるわ。
若い諸君にとっては、あそこにあったそんな気配を感じることもなく、ホールを埋め尽くした音の洪水の中、ただただ時間が過ぎて行き、なんかわからんままで終わってしまったんとちゃうかな?常連の8割、いや9割はそうだったんちゃう?
イヒヒ・・・無理もないよ。真のロックは近いようで遠いところにあるんかも知れんね。
だけどまぁ次も観てみ。入って来かたの自分の変化に気づくハズだわ。

真のロックを求める姿を見せ続けてくれる大先輩のテツ氏、michiaki氏に凄まじいカッコ良さを感じて、そして、同世代のPATA氏、DIE氏の姿に共感して心から叫んじまったね、俺。

そして、その凄まじさは、あのステージにいた「テクニカル・スタッフ」の強烈なサポートもあってのことだということも忘れられない一日になりました。マジで凄かったよ、あのおやじたち。
ライブハウスレベルであんな人に出会えるとは・・・真の職人ってあのことだよ。

カッコエエで、Ra:IN。また、素晴らしい人に出会わせてもらいました。




鍵盤のDIEちゃん。
ほんまに俺の一歳下か?あのパフォーマンス見た?鍵盤投げたで!飛んでたで!俺やったら確実大ケガしてるわ。入院やね。(笑)
「オルガン」「DEEP PURPLE」「レズリースピーカー」「キーボードモニターYAMAHA KS-100」などなどという話が縁ですんげぇ仲良しになりましたわ。
うれしいんよね、ヒゲおやじは。最近ロックなキーボードなんかぜんぜんいないから、ロックキーボーディストで知り合う友達ぜんぜん出来んかったからなぁ。
ほんま、おおきにね。これからもよろしく!でも俺は飛ばんで・・・絶対ケガするから。まぁその前に「飛べん」しな。


<後日>
日を改めて資料用に残してるRa:INのライブ・ビデオを見ました。
ロック好き、プログレ好き、なんやかんや好きの俺にとってはキャッチーな響きが満載ですやん!
「お~っ!たまらんなぁ。ええわぁ」なんていいながら、また一人盛り上がってます。ライブ観るまでは、このバンドの事なんにも知らんかったくせにな。
で、改めて思うんですよ。このバンド、この音は、もっともっと・・・そんで、もひとつもっともっとくらいデッカイクラスの会場で響くべき音だってね。そんな強力な「飛距離」と「埋め尽くす力」のあるサウンドを浴びせかけてくれるバンドであり、人やったんやって。
それは、「爆音」っちゅう話やないで。それはきっとこの人たちの目標や経験から生まれてきたスケールやタイプの違いやと思うねんな。


打ち合わせもありRa:INのライブに行ってきました。
で・・・ライブの進み方が70年代のオールドロックのような緊張感で充満しまくってましたよ。
今日観たからといって、「このバンドはこうだ!」とか語れるようなバンドじゃないぞ、こりゃ。
なんたって「うん万人」のオーディエンスの前でステージに立ってきてる4人がキャパ100人程度の箱でぶちかますんだからね。納まりきるわけがない!ごっつすぎて。
明日はどんな・・・そしてジャックではどんな???
ほんとにわかりません。今の時点では・・・。
その日のいろんなすべての要素でどうにでも変わりそう。
俺もキミも・・・当日のジャックのすべてがその日の「ロックの要素」になる!
その日の「茨木市横江2丁目20-25」という場所もロックの要素に・・・。
どう出るのか?
俺の中にロックな緊張が走ってます。お楽しみに!!
まぁ、テツさんのキックとスネア一発ずつ浴びるだけでも十分“くる”わけで・・・

なんせ、

伝説のロックバンドと称され、松田優作氏がこのバンドの楽曲を自らのドラマ・テーマ曲に起用したり、X japanのhide氏がリスペクトされたとするバンド“TENSAW”のベーシストmichiaki氏が・・・
ジョン・ボーナムばりのドラムで矢沢永吉、福山雅治、Cocco、斉藤和義、浜崎あゆみ、中島美嘉のドラマーをつとめる向山テツ氏が・・・
そして説明は要らないX-JAPANのギタリストPATA氏が・・・
はたまたGLAY、hide(X)Band のキーボーディストD.I.E氏が・・・

やるわけだ!

そして9月2日の一週間後には北京でやるわけだ!

その前のライブが茨木市横江2丁目20-25のJACK LIONっちゅうわけだ。



◆9/2(Sun) at JACK LION

 Ra:IN

PATA(Guitar/ex.X-JAPAN)
michiaki(Bass/ex.TENSAW)
向山テツ(Drums/ex.CoCCo,レッドウォリアーズ)
D.I.E(Key/ex.GLAY、hide(X)Band etc)


「技術は魂を乗せるお皿」・・・。

うまいこと言いはりますなぁ。さすがだと思うことがよくある、あの人。




2月のAMIGO’Sライブでゲストとしてステージに立っていただいたタブラ奏者 スニール・グルンさん。
スニールさんも重い病と闘っての命を懸けたステージでした。タブラはスニール氏が病と闘う原動力となっていたのです。実は余命宣告を受けていた日付はとっくの昔に過ぎていました。それでもあれだけパワフルな演奏をされていたのです。

先ほど大山大吾郎さんからお電話をいただきました。
スニール氏がお亡くなりになったと・・・。

ここに書くべきなのか迷いましたが、あのステージを観られた方に、いまこそもう一度スニール氏の姿とあのタブラの音を思い浮かべていただきたいと思い書くことにしました。



合掌



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【 Sunil Gurung 】プロフィール
幼少の頃から音楽の才能を認められ、13歳でプロ活動。
アンナプルナバンド、ナマステバンドでパーカッショニストとして活躍。
古典音楽に限らずワールドミュージック、ジャズ、ポップス、トランス…etc.様々なジャンルで新しい音楽作りに挑戦。
魅力あるパーカッショニストとして慕われ、現在 闘病生活を送りながら音楽活動に復帰を宣言する。


正直、何を書いたらいいのかわからない。
来ていただいたみなさんにありがとうというしか言葉が見つからない。
「最高」という言葉は、そう簡単に使いたくないんですが「最高」という言葉しか見当たらない。
この日までのカウントダウン・・・「三面記事」に書いてた内容は、自分でも「俺、ちょっと危なくなってないか?」とも思えるくらいだったしな。(笑)

あえてこのライブの細かい感想は書かない。・・・というより書けない。

ひとつだけ書くなら「センチメンタル・シティ・ロマンス TOUR 2007 SUMMER at JACK LION」の会場には運命的にも感じるピッタリ「100人」のセンチファミリーがいたということ。
そして、そのちょうど半分の50人が以前からのセンチファミリーで、残る半分の50人がこの日初めてセンチファミリーになったという事実。

あえて自分で言わせてもらいます。
この日、JACK LIONはライブハウスとしての存在の意義を果たしました。
何度も書きますが来ていただいた皆さん、本当に本当にありがとうございました。
そして、初めて「こんな場所にあるライブハウス」に足を運んでいただいた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
また、会場が混み合い皆様には相席のお願いなど、ご理解、ご協力いただきましてありがとうございました。

本音で言えば、この日俺自身は「大好きなセンチのライブ」をまったくといっていいほど楽しめませんでした。みんなの顔見てたら「あぁ、いいライブだったんだろうなぁ」って思えてくるんですが、良かったのかどうなのかの判断もつかないくらいの感覚です。2度のアンコールが終わり、客電を点け、BGMが流れる瞬間まで気が気でなかったのが正直なところです。
スタッフには「もういつものように楽しんで来たらどうですか?!」って言われても・・・。そして、PAオペレーターのアーミーを信用してないような姿勢ととられたらまずいなぁと思いながらもライブ中は卓席から離れることが出来ませんでした。

たぶん今後あと2回くらいセンチのライブがあれば3度目くらいのときこの「自分の箱」でセンチのライブをライブとして観る事が出来るようになるんだろうなって思いながらその時間を過ごしていました。

そういう意味でもまだジャックでのセンチの歴史は始まったばかりです。きっかけなんです。50&50が50×50へ!
ジャックライオンが・・・、うん、これから先何年・・・何十年続くのかわかりませんが、センチに触れているとどうやって好きなことをやっていけばいいのか教えられているような気がします。

2007年7月16日。ここからまたスタートです。
続けていいんだよって免許の更新を受けたような気分です。

もう一度書きます。あの会場にいらした100人のセンチファミリーの皆さん!本当に本当にありがとうございました!感謝!!!

ライブの空気はこの写真から感じていただければ・・・





アンコールで乾杯!

告井さん、このあと決定的瞬間が・・・ね。

タバスコ・・・象徴ですね。

そして朝まで大勢で打ち上げて・・・To be continued

今は昨夜のことを書いていただいてるサイトやブログ、mixi日記などを探しては拝見させていただいています。

さぁ7/27(金)は、FUJI ROCK FESTIVALでのセンチです。


http://www.netlive.ne.jp/archive/event/060609.html
↑これは2006年のドラムなしでのBACK IN TOWNライブの模様。


センチメンタル・シティ・ロマンス~TOUR2007 SUMMER~
●FUJI ROCK FESTIVAL '07への出演が決まった「センチ」がそのフェス直前にジャックライオンに現る!

2007年7月16日(祝・月)
Open19:00 Start20:00

18歳でこのバンドに出会い、歳を追うごとにどんどんファンになって行き、いつの間にか25年も経ってしまいました。
でも、ずっとファンでいられることってエライコトじゃないっすか?!だって、ずっとそのバンドは解散することなく続いてるってことですからね。

センチメンタル・シティ・ロマンス・・・そのバンドの名前です。今や日本で一番長~く活動してるバンド。1973年結成。’75年デビュー。来年で35周年。
今年はFUJI ROCK FESにも出演します。

その「センチ」のライブが7月16日、来週の月曜日(祝)にJACK LIONであります。
出会った25年前には、25年後の今、まさか自分がライブハウスをやっていて、まさかそのステージにセンチが立つことになるなんて想像もしていませんでした。

とはいえ、周りを見渡せば「センチって誰?」っていう人が99%以上っていう状況です。
ただ誰でも一度や二度はセンチの「音」を耳にしているはずです。バックバンド、スタジオ・ミュージシャンとしてのキャリアの豊富さからいろんな人のバックとしてその音がいたるところで響いてますからね。
最近では竹内まりやさんのNEWアルバム「デニム」で2曲はセンチのバックになっています。その演奏、そしてコーラスはアメリカの乾いた風の香りがします。

このライブ・・・一人でも多くの方に観ていただきたいです。俺のライブハウス生命というか「ライブハウスをやる資格」をかけて・・・。

ぜひ、結成34年目の「センチメンタル・シティ・ロマンス」の音をお楽しみください。

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センチメンタル・シティ・ロマンス >>>Wikipedia

告井延隆(Vo&Gt)中野督夫(Vo&Gt)細井豊(Vo&Key)
野口明彦(Dr)瀬川信二(Ba)


◆2007/7/8(Sun) at JACK LION

NAOH meets 塩次伸二

 FUNKY FUNKY NIGHT

     member : NAOH(sax) 清水武志(key) 笠松としや(b) 永田充康(ds)
     guest : MITCH(tp)
     special guest : 塩次伸二(g)


ジャックライオンにまたひとつ、「伝説の一日」が刻まれましたね。
NAOH meets 塩次伸二・・・

『どんなんなんねん?!ファンキーで・・・ブルージーで・・・ほどよくゆる~くて・・・そんな感じなのか?!!! 』
『メンバーから想像するにこいつぁヤベェ!あらゆる角度から攻めてこられるぞ!』
『そんな個性たっぷり、持ち味どっぷりなゴキゲンな豪華メンバー』

そんなことを告知用に書いておりましたが、確かに完璧に予想通りではあったんですが・・・

ただただ、完全にその「予想レベル」を超越し過ぎていました。

すいません。。。幸せです。。。
塩次さん、そりゃ以前からこの方のお名前はよく知っておりました。勝手に自分の中で作ったイメージもたっぷりあったし・・・。
でも、そんなもんはチープ過ぎでした。どうでもいいものでした。



今日・・・
このメンバーで・・・
ここジャックライオンで・・・
このライブに出くわせたこと・・・これがすべてです。

とてつもなく素晴らしい時間。ハッピーな大盛りあがりLIVEでした!



NAOH(sax)
special guest : 塩次伸二(g)
guest : MITCH(tp)
清水武志(key)
笠松としや(b)
永田充康(ds)
・・・みんなゴキゲン過ぎです!

ジャックが「よその国」になっていました。よその国の「あの街」になっていました。みんなそんな感覚を覚えたんじゃなのかなぁ?
この素晴らしいメンバー、そしてそれをまとめるNAOHちゃん。
そして、今日集まっていただいたお客さん。
みんなで作ったジャックライオンの「あの空気」は、今日という日をあそこで過ごす事を「チョイス」した人だけが味わえた、それはとてもとても素晴らしいものでした。
みんなで「旅」をしました。渡航代¥3500円也!

メンバーに拍手!
そしてあの場にいらしたお客さんに拍手!

ジャックライオンの素敵な一日をつくっていただき、ありがとうございました!


NAOHちゃん、どんどん気持ちええSax吹くようになってんなぁ。カッコええわ~すごい!


NAOH meets 塩次伸二
 FUNKY FUNKY NIGHT

◆7/8(Sun)at JACK LION
NAOH meets 塩次伸二 FUNKY FUNKY NIGHT
     member : NAOH(sax) 清水武志(key) 笠松としや(b) 永田充康(ds)
     guest : MITCH(tp)
     special guest : 塩次伸二(g)
Open18:30/Start19:00

どんなんなんねん?!ファンキーで・・・ブルージーで・・・ほどよくゆる~くて・・・そんな感じなのか?!!!
メンバーから想像するにこいつぁヤベェ!あらゆる角度から攻めてこられるぞ!
そんな個性たっぷり、持ち味どっぷりなゴキゲンな豪華メンバーが一気にジャックへ乗り込んでくる!
このメンバーには気をつけろ! いい気分で呑まされちまうぞ!!
ゲストギタリストがなんと!日本のスーパーブルースギタリスト“塩次伸二”氏だぁ!!!



NAOH(sax)


MITCH(tp)


塩次伸二(g)


面白い人って、「こう来たら、こう出す」っていうような、引き出しとかパターンをいっぱい持ってますよね。
持ってるだけでなく、その取出しが早い早い。とてもリズミカルでスピーディーでタイムリー。そこには、その会話に対する「読み」もあったり、「誘導」や「フリ」もあったり。
ドキドキします。
俺も大阪にもう25年も住んでいますが、自分が大阪の人間にはなりきれないなぁって思う大きな要素がここにあります。俺なんか元々笑いは「ハプニング」や「偶然」でしかないくらいに思っていましたからねぇ。
幼少から普段の生活の中で培われたこの「テクニック」というか「習慣」は、大阪という土地に住んでいる人たちにとったら、いわば「当たり前」のようなことかもしれませんが、俺はその当たり前が「凄いなぁ」って思うんです。もし俺が「オモシロイ人」になりたかったら、きっと「それ」を取り込もうと必死になってたんだろうなってね。
もちろん、幼少からこの大阪に育った人でも、みんながみんなでなくて、それぞれにその上手さの差もあり、得意な人もいればそうでない人もいます。しかし、全国レベルで見ればそのアベレージの高さはやっぱり特筆ものだと思うのです。
それにみんな、「オモロイ?Yes/No」って事に関しては、ある種の哲学じみた「答え」をそれぞれの人が持ってるでしょ?これってえらい事ですよ。そこには純粋だとかそうでないとか、そんなへんな線引きもないし。「あれはやったらアカンでぇ」っていうルールというか基準も存在してるし・・・。そんな地域、他にありますか?!

で、この上手さ(オモシロさ)の違いのニュアンス。バンド(というか、音を出すこと)とそっくりじゃない?人を惹きつけるのは、「そこ」の上手さかな?なんて思います。使い方も含めてね。
よく「どうしたらよくなりますか?」ってバンドからの相談を受けたりしますが、こんな素晴らしい参考事例がこんな身近に、というかあなた自身が持っているということに気がついたらあっという間に光が見えてくるんじゃないのかなぁって思ってます。
偉大だよ、OSAKA文化!


音楽で何かを伝えようとする人(バンド)は、誰だってひとつくらい「心を開く鍵」を持ってるんだろう。
それが「ピタっ」っと合うと聴く人の心の中に音楽が「ド~~っ」っと入り込んでくる。そんな感じ。
聴く人もいろんな鍵穴持ってる人がいて、その数もひとつだけの人もいれば一人でいろんな扉や鍵穴もってる人もいる。
いろんな形や大きさの鍵や鍵穴があるんだろうな。

いいバンドって「こいつらいろんな鍵持ち過ぎや!」っていうくらい、いっぱい鍵持っててな。おかげでこっちはようさんあった心の扉全部開けられて完全にフルオープン状態よ。

音楽ってやぁ、「良いor悪いじゃなく好きor嫌い」って言うけど、「持ってる鍵の数の違い」かな?なんて思うよ。

若いバンドマンは、こういうバンドが持ってる数々の種類の鍵を見にくれば「面白くなる鍵」が見つけられるはずやわ。




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