日々の出来事や感想を「たわごと」として言いっ放しで掲載。 古いものは「蔵出し三面記事」に移動もしくは多くはお蔵入り。 ライブの記事は「ライブのツボ」に移動して保存。

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僕が大好きな京都のドラマー河村さんと一緒に座ったテーブルでこの日のライブはスタートしました。
MIDAS(ミダス)
茨木のイベント「麦音」で出会った右遠さん率いるこのバンド。

右遠英悟(Violin&Vocal)
林 睿昌(Keyboards)
武田 泉(Bass)
逸見 勝(Drums)

いわゆるプログレというのかもしれない。
ただね、僕はこのバンドにプログレという「過去のジャンル」を彷彿させるジャンル名は合わないと思っています。

2回目となるMIDAS&JACK LION主催のIBARAKI ROCK★CITY VOL.2。
1回目と違って僕は今回はお客に徹して見ようと決めていました。だから電車出勤。
リラックスしてフラットな目線でMIDAS体感。
そこに河村さんと一緒という偶然も重なって体制ばっちりなわけです。

で、ライブはというと・・・
そんなことはわかってたけど
1982年に結成から33年は伊達じゃないよ。
やっぱりロックの力を信じさせてくれる音。
それが今日は今まで以上にわかったのです。
こんな人達がこの地元茨木にいること、
そしてその人に今出会えてること、
ライブ中に僕は希望がどんどん膨らんでいくのです。

MCが自然。なごやかなムードで進行していくステージ。
客席の笑顔と的確で圧倒的な演奏力への驚きの連続。

ほんとすごいよ。
ありがとうって言葉が出る。
右遠さん、僕も頑張るよ。


そして、そんな中この方にもやっとお会い出来ました。FM COCOLO DJ 加美幸伸さん。

時間はかかったけどとっても自然。
思い返せは数年前、今沢カゲロウ氏を知ったのも加美さんの番組。その番組からちょっとしてジャックライオンにカゲロウさんから電話がかかってきた。不思議だったなぁ。
みしまりよちゃん絡みでもいろいろあったし。
茨木の端っこ、郊外にあるジャックライオンなんてラジオでアナウンスされることもないし、逆に僕らも何も出来ないからほんとガラパゴスではありますが、こうやって素晴らしいロックをやってるMIDASを通じて音楽を愛して止まない加美さんのような方にお会いでき、またこの場所の空気を吸ってもらえることは僕にとってはほんとうにありがたいことなのです。

これからも真面目にやっていこうと思いますから、加美さんまた来てください。
で、この場所で何かできれば本望です。
茨木の端っこをちょっと気にしててくださいね。
それと、写真を撮る時「親指立てる」のそろそろやめないとダサいかなって思ってたんですが、そうか!人差し指も使えばいいのかって気づかせてもらいましたよ。(コレ使お)

最後にMIDASというマニアックなバンドはやっぱりPOPで最高!
右遠さん、メンバーのみなさんありがとうございました。


◆2015/10/3(土)
musique69.com PRESENTS "Three & Only" Tour 2015
Three&Only
メンバー:夢野カブ(Gt&Vo) 吉森信(Pf) 湊雅史(Dr)
オープニングアクト:児玉真吏奈 with K

初めての歌もの360度パノラマライブ。
ジャックライオンのデッドな音環境ではある程度ホールに音を撒き散らかさないと「鳴ってる感じ」が出ない。
観る位置で音が激変する。
でも歌ものだから歌詞を伝えないといけない。
そしてそれを支えるドラムとピアノの空間的な響きが大切。
いろんな点で神経を使いました。

エレピ用のアンプをステレオで天井向きに設置したり、ギターアンプの後ろ側をアンプから少し話してパネルで遮音したり・・・360度ならではの工夫が必要でした。
Three&Onlyの3人の足元のモニタースピーカーは使いません。生音とメインスピーカーから出てる音ですべてをまかなって行きます。
リハーサルでドラムコーラスのSM58がやたらとドラムの音を拾います。それがバランスを取りにくくします。でもそのままリハーサル終了。そんなもんです。

で、そこからはメンバーの居ない状況で「勘」を頼りにセッティングを変更。リハーサル後の「いじり」は本来ご法度ですし、失敗したら「アウト!」です。
コーラスマイクも手持ちの中から急遽変更。リハでのサウンドはそのままに、問題点だけ解決していきます。

本番前も本番中もオペレータのアーミーは多分僕の手出しに怒ってただろうけど
これだけは真剣勝負。勝たんとあかん。引き分けは負け。
やることはやりました。でも本番でも思いついたらどんどん変更するつもりでした。

さて、オープン。
至福の時間は、まずドラムの湊くんにビールを1本おごってもらうところから始まりました。

オープニングアクトの児玉真吏奈 with Kです。

やっぱこういう日は彼女らが合う!いや彼女らしかないね、ほんと素晴らしい。

で、ついに関西発登場 "Three & Only"

ここからはこのライブの主催であるムジーク・ロックの若松さんのコメントを引用~

『昨日のThree & Only関西ツアー2日目、JACK LION公演は凄まじい熱量のライヴに。
前日UrBANGUILDでのワンマン公演とは異なり、サポートアクトとして児玉真吏奈 with Kが出演した他、2部構成ではなくガツンとくる90分1セットの2回アンコール。
そして極めつけが、JACK LIONのマスター眞柴さんとの打ち合わせで決まったフロアライヴ。バンドの周り360度をお客さんが取り囲むステージセット。見た目は公開リハーサル的ながら、バンドが目を合わせながら演奏に没頭していく姿は感動的。
場内の空気に興奮した夢野カブさんがグイグイとギアを上げていく中、吉森信&湊雅史のコンビが更に煽りまくる図は痛快!ベースレスの編成ながら生まれる、ドラッギーなグルーヴは気持ち良過ぎました。
さらには、そのバンドの演奏に引き込まれたお客さんがそれぞれ呼応し興奮の坩堝に。そしてバンドにフィードバックされる相乗効果が目に見える空間に。企画者冥利につきる素晴らしいライヴが、まさか二夜連続で実現するなんて…
ご来場頂いた皆さま、本当にありがとうございました!』


最後の方では一番音環境の悪いはずのステージ上(ドラムのサイド&バックなのでドラマーに大人気)の客席が踊り場と化し、それではと急遽モニタースピーカを出してピアノと歌をステージ上に飛ばします。火に油状態。笑

初めてお会いした吉森さんもまたゴキゲンなお人で嬉しくて、
打ち上げが楽しいスーパーな夜でした!

写真は迎えに来てくれた一番下の息子と湊氏との出会い~。



吉田このみちゃん&赤石茂樹、Monkey Flip、さぼみゅ〜るwithマキポン、
そしてなんと8年ぶりのTRA復活 at 京橋ベロニカ。
このラインナップのチョイスはもちろん新郎。

「自分のパーティーは自分の見たいものだけを」とシンプルに95%がライブの結婚パーティー。
友人の挨拶もなにもございません。

そして、そのライブの中でも
この『TRA復活』の奇跡を起こしてくれた岡崎カップルのめでたい席は、
素晴らしい時を刻んでくれました。

お二人に幸多かれ!



◆2015/9/21(月・祝)
mintmints 「Hell mints Quadruple Tour」(ワンマンライブ)
石原"shara"愼一郎(Gt/EARTHSHAKER) 五十嵐"Sun-go"美貴(Gt/SHOW-YA)
寺沢功一(Ba/ex.BLIZARD) 向山テツ(Dr/Cocco、天月、フォークロックス)

昨年から一年ぶりのmintmints。
この場所で出会ってから4回目。
ステージからシャラさんのMCでもありましたが僕はシャラさんの大学での後輩でもあります。
最初は後輩だとバレるとめんどくさいことになるかもしれないという恐れが僕の中にあり(笑)黙っていましたが誰かにバラされ、今日に至ります。

みなさんの中ではあのEARTHSHAKERのシャラさんなのでしょうし、もちろん僕の中にも30年前学内で歩く姿を見ては「うわ~シャラさんだ」と思っていたのも確かです。
しかし、mintmintsを紹介してくれたのはドラムの向山テツさん。僕はここでmintmintsのシャラさんに出会ったのです。
そして4回めのライブ。
圧倒的な轟音の中でのギターインスト!
どんどん新しい曲も生まれてて、
回を重ねて観るたびにグイグイ琴線に触れてきます。
言葉のないロックに熱くさせられ、じわっと来てる自分に気がつくのです。

感じてる一番大きいポイントは「バンド全体がメロディー」になってること。
「俺のギターを聴け!」とか「どうだこのドラム!」ってな感じは皆無。
全員が音楽の一部。
やさしい。
しかしながらステージにいる4人の存在感は半端ない。

バンドだなぁって強烈に感じてうれしくなる。
ずっと在って欲しいと強く思うのです。
それが僕の感じるmintmintsです。

サービスショットいただきやした。照れるのです。
mintomintsの曲「BAKUON♪」と昨日も行われていた茨木の麦音(ばくおん)フェスのTシャツを地味に掛けてみました。

8弦ギタリストも乱入してきました。


長くやってるとパターンで行動するようになる。
例えば掃除。
知らない間に思わぬところが埃だらけ。
汚れたところをきれいにするという当たり前の目線が抜け落ちる。
問題は単純。
なんでもそう。
だからやりたかったことが実現しなくなる。
そんなことで落ち込んでても仕方がない。


若者たち
驚くほど複雑に考えるわりに
驚くほど感じ方が単純。
そりゃ処理しきれようになるわさ。逆にしないと。


いつから「バンド」は「バンドさん」になり、バンド間で呼び合うときバンド名に「さん付け」が当たり前にされるようになったのか。
そしてそれはなぜか?
 
答えは・・・。


僕が「このバンドええなぁ」とかいうと、何かと”ジャンル"の好みみたいに思われてしまうことがありますが、そういうんじゃないんですよ。
簡単に言うと「音楽とのつきあい方」がいいなぁって感じる人が好きなんです。尊敬しちゃいます。


◆2015/9/6(日)
出演
Papa's&Papa's/さぼみゅ~る
スペシャルゲスト:BASSNINJA 今沢カゲロウ

昨夜のライブは歯車バッチリ噛み合ってました!
さぼみゅ~る→今沢カゲロウ→Papa's&Papa's


さぼみゅ~るは圧巻のメドレーが売りなんですが、これがねぇ一段と磨きがかかってシャレがうまくて一層感心!
ライブ終わってから深田くん(Ba)が「俺のあの暴れるバムバッカーなんとかならへんかなぁ?」なんて言ってたけど、僕は逆にライブ中に「ほぉ~、上手いこと使うなぁ」なんて思ってたんよね。バッチリやし。

Papa'sは個人的にひろみたんの歌やわ。しばらく聴かん間にどえらい熟してて惚れちゃったで。以前一緒にやってる時あの歌うたわれてたら僕はきっと間違いを犯してたと思うで。笑
褒めても信じてもらえへんかったけどね。

で、カゲロウさん。
今回はPC使わずすべて生ベース音。
しかもいつもに増してのキレッキレライブで根性&精神力&集中力&芸術性&お笑い&昆虫ですべて圧倒的!
みなさん、あの人にベースとはこうだとかいう「普通」を求めたらあきません。
これまでの4000本に及ぶライブで培われた唯一無二の究極のカタチ!!
あまりの攻めのライブに写真撮るのも忘れてしまいましたよ。
ありゃ、カゲロウさん先週昆虫食ったからやな。間違いないわ!
 
ライブ後、ホテルに送って行く時の毎度盛り上がるプライベートトークも今回は昼のcoco一カレーと夜の一作で二度楽しめ、ものすごい楽しい一日になりました!

ライブ全体は盛り上がってしまって少し時間押し気味(日曜の押しは明日が気になる)で申し訳なかったのですがあんだけ楽しかったら許してくださいな。
ええ日になったわぁ。ありがとう。



◆2015/8/27(木)
KIYO*SEN 「DUOLOGY」リリースツアー
メンバー:大高清美(Org) 川口千里(Dr) 小栢伸五(B)

オープンの時間にはほぼ満席!

見知らぬ女子高生が二人で予約して見に来てくれてたのはうれしかったなぁ。
あの娘らバンドやってるのかなぁ?
ありがとね。

あ〜よ〜飲んだ。むっちゃ楽しかったもんね。3時になっとった。笑
ありがとうございました!




夢を持ってがんばらんとあかんのじゃなくて
夢を持つとがんばりたくなるんやわ。
 
あ~じゃないとあかん、こうじゃないとあかん。
あ~じゃなくていい、こうじゃなくていい。
言うたり考えたりするのは後でええんやで。


◆2015/8/16(日)
センチメンタル・シティ・ロマンス
~Sentimental City Romance 森林日和ツアー2015~
中野督夫(Vo,Gt)細井 豊(Key)野口明彦(Dr)瀬川信二(Ba)種田博之(Gt)

先輩のバイクの後ろに乗せられて梅田バーボンハウス。
そこで出会って34年。
TVじゃ見ない知らないバンド。
そしてちょっと恥ずかしい歌詞「僕がヨボヨボのじいさんになったなら~♪」
それが不思議と年々染みこんできた。
今じゃ「あの歳でこの曲書いてたこの人ら、まるで予言者じゃなかろうか?」と思うくらい出会ったことに驚きと誇りを持ってる。

2センチの「風景」が刺さる。
変わっていくこと、何も変わらないことがいつも交差する。
センチメンタル・シティ・ロマンス、
8月21日でデビュー40年を迎える。
「21日」っていうのが昭和のメジャーな響きやな。

『そうか!僕はこのバンドにライブハウスの力を教えてもらったんだ。』
そんな風に痛感した昨夜のライブ。
うまく言えなかったけど、そうユタさんに伝えた。


自然に身についた素敵な個性をもったバンドなのに、
自分たちの個性に気づくことができず、
カッコよさを求めていくうちにみんなと同じ「普通」になっていく。
綺麗に整っていくからみんなに「わかってもらいやすい」バンドなんだけど、
それ以上でもそれ以下でもないから個性がどこかに行っちゃってて、あれれ?







好きだからというだけでやるならひとりでやってくれ。
そんなので、みんなを巻き込むとみんなを不幸にしてしまう。
そんなことが今までもいっぱいあった。
好きかどうかより、得意であって欲しい。
そしてみんなを幸せに導いて欲しい。
好きというきれいな言葉に翻弄されては危ない。

事業の話ね。





楽しいことと苦しいことはいつも同じくらいやってくる。
大きな楽しみを得ようと思うと自ずとなぜかそれと同じくらいの苦しみがやってくる。
だからそんな覚悟は必要かもしれない。
だけど結果的にちょっとだけ楽しいことのほうが勝るからなんとか前に進むことができるんだろうね。
生きれば生きるほどそう感じる。





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