2007.5.20(Sun) at JACK LION
◆韻シスト
俺は「ヒップ」好きだし「ホップ」も大好きだ。
で、「ヒップ・ホップ」ってなんだ?
そんなこたぁ、俺は知らん。
でもね、俺揺れたよ。からだも心も。
CDに収まりきらない音。今月はそんなバンドの連続やなぁ。
元Brown Sugarの卓が韻シストに加入し「凱旋ライブ」と称してジャックライオンに帰ってきた。
とは言え、俺みたいな奴がやってるような箱には、「ヒップ」と「ホップ」はあっても「ヒップ・ホップ」は日常的に存在しないわけだし、そんなバンドもほとんどない。したがって、たとえ「有名」な韻シストでも、ここでライブするのは「場違い」なくらいの挑戦に近いものになるわけだ。そこが面白い!
んで、結果は・・・エライことでした。予告どおりの激揺れ!
素晴らしい人間が真剣勝負で出してくる音には「壁」を越える、「壁」を打ち砕く大波のパワーがあるんよ。俺たち人間が気持ちよ~くなっちまう「揺れ」がね。
そして、何より言葉が素直で熱いから染みる。心が揺れる。
韻シストがしっかりジャックライオンに新しい色を塗りこんで行ったよ。そして初めてそれに触れた連中が「その色」持って帰って今頃その色を使って周りを塗ってるよ、きっと。交じり合って新しい色も生まれてくるかも知れんしな。
そうやって、少しずつ、でもしっかりと色がついていくんよね。
韻シスト、ホント素晴らしいバンドで、素晴らしい奴の集まり。
「韻シスト色」重ね塗りを頼んだよ。
卓、ありがとう!2度目のアンコールの曲でのソロのシーン・・・グ~っと来た。
韻シストメンバーのみんなありがとう!
一刀両断、Orange Presidentありがとう!
そしてそして、足を運んでくれたみんなありがとう!
JACK LIONにとって本当にうれしい一日になりました。
観れなかったキミ!次は逃すなよ!!
ステージに「ターンテーブル」があるんじゃないよ。ステージにターンテーブルは一台もないけど、「ステージがターンテーブル」になってるのが韻シストなんよ。
イリュージョンだよ、ありゃ!