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2007/06/09...(Sat)...05:02...
2007.6.8
◆M-BAND at Osaka Muse

金子マリPresents 5th element willで強烈なギターを魅せつけてくれているギターの岩田浩史氏のデビューバンドである「M-BAND」の25年前のオリジナルメンバーでの一夜限りのライブへ。
80年代初頭の香りが今に蘇っていました。
凄いもんです。ライブが始まるや否や当時のファンであろう熟女たちは大はじゃぎ!MUSE HALLにしては珍しくパイプ椅子がいっぱい並べられた会場の椅子を盛り上がりに従い勝手に片付けて「踊り場」をつくるありさま。さすがです!これです!最近の若人に見せてやりたいです。歳食ったからあつかましくなったんじゃありませんよ。昔からこうです。
「椅子があると盛り上がらない」とライブが始まる前に文句をつけるバンドマン。
「立っていないとシラケている」と決め付けるバンドマン。
「一度座ると立てない」お客さん。
そんなのはここには全く通用しませんね。呆れるほど大はしゃぎ!40代50代の熱くなった腕がごく自然に何のためらいも無く高く上げられています。
俺は当時の「M-BAND」は名前しか知らないんですが、「25年前ぶりのオリジナルメンバーでの一夜限りのライブ」とはいえ、この熱狂振ぶりには当時ここにいる皆さんの心の中に相当深く刻まれたのであろう「何か」の凄さを感じざるを得ませんでした。

観ながらひとつ思いました。
当時ってステージに立つ人とお客さんには、「夢との距離」みたいな素敵にも思えるいい意味の壁がみんなあったんやなぁ・・・って。それが今日見えたんです。存在しました。それをバンドが上手く作り出してコントロールしてるんよね。それをちょっと縮めてみたり・・・離してみたり。当時は今よりも「選ばれた人」しかいなかったからそれが出来ていたのかもしれませんね。そんなことを思ってしまいました。
岩田さんに「きゃ~っ!」って声が飛んでます。女性がからだ揺さぶりながら出す「きゃ~っ!」がね。(笑)その距離を越えるために「届け~っ!」って思いいっぱいの。ジャックでプレーする岩田さんからは想像もつかなかった光景です。
ハッキリ言って「おいおい」って感じでもありますがそれはそれは楽しそうで(笑)・・・エエなぁって。ね。


しかしまぁ岩田さん。今日のプレーはやっぱり「あっぱれ!(失礼)」でした。当時の楽曲を80年代っぽさ満点でバックに徹してるときも、今の岩田さんの頭角を現したときも。
ルーツから今までを一気に感じたような気がしました。
ホールを出て前の道路を帰っていくお客さんから大きな声でこんな声が聞こえてきましたよ。
「あのギターすごかったわ!」ってね。

うんうん。わかってるねぇ、アナタ!俺もアナタに声かけたいくらいそう思ってますよ!
ぜひまた聴きに来てほしいものです。岩田さんのギター。





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