日々の出来事や感想を「たわごと」として言いっ放しで掲載。 古いものは「蔵出し三面記事」に移動もしくは多くはお蔵入り。 ライブの記事は「ライブのツボ」に移動して保存。




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2007/03/28...(Wed)...03:52...
舞台裏でインタビューとかしてる時の「マキシム★とまと」の大石くんは、ふざけてばっかりで、「このインタビューは放送で使いにくいなぁ、困ったなぁ」って思ってたんです・・・。

これは27日のCoolkids 2006 FINAL at BIG CATに取材に入ったテレ朝ストリート・ファイターズの取材クルーの言葉。
そう、このイベント、一年を通して予選を繰り返し、年に一度の決勝を迎えるトーナメント形式の高校生勝ち抜きイベントで今回が5年目。どこかで嗅ぎつけた番組制作会社からの取材の申し入れがあったんです。
その決勝大会が3月27日心斎橋のビッグ・キャットで行われました。

決勝に進んだ6バンドのライブが終わり、いよいよ結果発表です。
発表は「各個人賞」と「グランプリバンド」。
ところが、結果発表でさっきのふざけてばっかりの緊張感なさそうに映ってた大石が「ベストドラマー」の発表を受けた途端、ステージ上で大きく泣き崩れたんですよね。
これには、その姿を現場でカメラ越しに見た取材クルーが驚いたわけです。
「うわっ!」ってね。
そう、ここで初めてこのクルーもほんとの意味でCoolkidsへのみんなの意気込みとその空気に気が付いたわけですよ。
「いままでいろんな高校生イベント取材してきましたけど、こんな感覚は初めてです。」と彼。

そう、ここには一見わからづらい「最近の高校生」の「マジな一生懸命」がいっぱいいっぱい詰まってるんです。
だから、へんに「演出」もしないのに、あの結果発表の時の出演者・オーディエンス隔たり無い笑顔と涙があるんですよね。


それは、もしかしたらこのイベントだけの特有のものなのかも知れませんね。
Coolkidsには何のしがらみも裏事情もありません。ほんとにほんとに純粋なのです。
純粋でなければ、これからのロックシーンを作ってくれるような若者は育たないと思ったんです。それがCoolkidsを始めたきっかけなのです。
ここでは「大人な事情」は邪魔なのです。
結果発表の時、俺達はステージに上がるわけですが、そのステージには喜びの涙と笑顔、そして悔しさに満ちた若い若いバンドマンの顔があふれています。
そして、ステージから見た客席にも同じ涙と笑顔がいっぱいなのです。
ええぞっ!一生懸命な高校生!!


日本をおかしくしてるのは「大人な事情」ではないのかって・・・ふと。





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