2007.1.27
TRA
~夢と希望と勇気と使命を与えてくれた3人~2003年9月28日。
その日までに前回の関西ツアーのライブビデオだけが「資料」として、とあるライブハウス・ブッキングマネージャーからジャックライオンへ持ち込まれていたのですが、ついにそのバンドがジャックライオンでの一回目のライブをした日です。
「どんなバンドとのブッキングでもいいですから○月×日にブッキング入れてもらえませんか?」
たしかそんな電話で始まったと思います。
「得体の知れない人たち」でした。正直、俺の中ではその「場当たり的」なブッキングの仕方に疑いを持ったりもしました。
しかし、そんな心配をよそにライブをやる毎にその場に出くわした「たまたま」のお客さんがどんどんそのバンドの魅力に惹きこまれていきます。それは俺自身も同じでした。
見る見るうちにお客さんが増えていきました。
これは俺にとってTRAからの「現在のライブハウスシーンへの問いかけ」でもありました。
ライブハウスシーンにおいて「唯一無二」な存在。
ライブハウスシーンにおいて「必要とされる」存在。
TRA・・・そう言いきれる凄いバンドでした。
(写真は2004.1.25JACK LION)
そして、この3人での「(言葉は悪いかもしれないけど)出来高との戦いだった真剣勝負の活動」の停止と同時に、その「ライブシーン」を作り上げる仕事に従事している我々のスピードの無さと現時点でのしょぼさを痛感させられるのです。
死ぬほど悔しいですが、これは自分を含めたここにいるみんなにとっての大切なスタートラインにしたいと思います。
夢と希望と勇気と使命を与えてくれたこの3人でのTRAというバンドに心から感謝します。
・・・この11本(ジャックでのライブは10本)のビデオの中に収められた4年間のライブ。もうここにしかあの3人のTRAは残っていませんが出来ればもう一回、もう一本・・・そう思ってしまいます。
俺、最後になってしまったKnaveワンマン行けなかったし・・・そして、いまだに「ジャックでいつかワンマンやろう!」っていう約束果たせてないやん!
っうことは・・・いつかあるのか?!NEW TRA&オリジナルメンバーでのデラックス・ライブ!