日々の出来事や感想を「たわごと」として言いっ放しで掲載。 古いものは「蔵出し三面記事」に移動もしくは多くはお蔵入り。 ライブの記事は「ライブのツボ」に移動して保存。




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2008/05/14...(Wed)...18:30...
2008年5月3日(土) 神戸ポートアイランド
-ワールド記念ホール-
-神戸夙川学院大学-

縁あって初めて参加させていただいたGOING KOBE。
PA屋のように常に移動できる機材も車も持たない僕らにとっては、機材の段取りから実は結構大変でしたが、参加してほんとうによかったイベントになりました。

ヘンなことを言うようですが、GOING KOBEに集まってくるお客さんにとって、このJJブースは「真のアングラブース」だったと思うんです。
ぶっちゃけ・・・万の人たちが集まるといえども、これまでの流れからその人たちの「お目当て」になるアーティストがこのJJブースの出演者ラインナップにあるとは到底思えないわけで・・・。
でもね、先日書いたように「全員の音と匂いには絶対的な自信あり!」なんです。それが「万が一」にでも誰かに届けば・・・そんな思いでした。

スタッフには準備段階から「あぁ~そんなん勢い勢い!」「やってもうたらどうにかなるで!」なんて言ってたのは、あんまり神経質になると物事は先に進まないからであって、本当は前日乗り込みで仕込み後の仮眠はマジで一睡も出来ませんでした。実は僕が一番神経質なんですよね。

さて、一番考えたのはどうやってあのJJブースに足を運んでもらうかでした。
チャンスはきんじさんの「せっかくやからビールでも売れば?ライブハウスやし」の一言から生まれました。「えっ?!いいんですか?!」ってな具合で。
ついては承認の上、ブース内で生ビールとポップコーン、手作りプリンの販売をすることに・・・。

ありがたいことにビールを求めて多くの方がブース内に入ってきてくれます。もちろんすぐに出て行かれる方も多かったのですが、「みんなが休憩がてらにでもゆっくり音楽を楽しめるスペース」ということでストリートブースといえども昔ながらのライブハウスのイメージにしようと神戸夙川学院大学の学生さんたちの協力で椅子&テーブルを出したことが、「まぁ一旦ここでゆっくりしていくか。」ばかりにテーブルがうまっていきます。
また外で購入された焼きそばやお好み焼きをもってこのブースに入られた方もムチャクチャ多かったんですよね。これもよかった。(でも、おかげで予想外のゴミ箱の整理に追われましたが・・・)
ステージや物販はスタッフに任せて、僕はライブ中、曲やアーティストによりひとつしかない扉を開けたり閉めたりして少しでも「きっかけ」が作れるようにもしていました。ここにいてくれる人にいい音を届けたいから扉をいっぱい開けてしまうと、他のブースの音がかぶってくる。とはいえあまり締め切るときっかけが作れない。内から外へ漏れていく音もきっかけの重要な要素ですからね。

でも、なにせ初めてのことばかり。段取りや設営作業でからだはガタガタ(笑)でしたが、目の前で起きる展開に頭の中では、反省やアイデアなどなどいろんなことを考えていました。

そんなこんなで、一日はあっという間に過ぎていったのです。


で、一夜明けた今日は、mixiで検索などを・・・。
見知らぬ方ですが、うれしい日記も閲覧させていただきました。

セックスマシーン/STANCE PUNKS/コザック前田/怒髪天/No Regret Life/ジッタリン・ジン/フラワーカンパニーズ/
LONELY↑D /TRICERATOPS/SCOOBIE DO/森山未來/倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンス/ガガガSPと最初から最後までいろんなところをしっかり見て回られたお客さんの感想の日記。
その中にこんなようなことが書いてあったんです。

『喉の渇きを覚えてたまたま入ったJJブースなるところで聴こえてきたアコギの音色に一発でヤラレタ。
あまりの心地よさに自分が何をしに来たのか一瞬忘れた。個人的は今日観た中のベストアクトだったと思う。』


岸部さんのことですよね。うれしいじゃないですか!この「たまたま」。

また、買ってきた食べ物持ってきてなんとなく座った人・・・まさか世界第二位のギタリストの音をBGMにして焼きそば食べてるなんて知らないわけでしょ?オモロイやん。


こんな話も入ってきました。

あるメジャーアーティストのベテラン専属オペレータのかたが、たまたま立ち寄ったJJブースで他のブースでは絶対ないノリに出くわしてそのまま最後のバンドまでいてしまった。

って。そのきっかけになったバンドがWelcomeだったそうです。

「他にはないノリ」、まさにJJブースのコンセプトじゃないですか!

僕らJJブースは、このイベントに足を運んでくださる人たちの今までより少し広い年齢層の方にも楽しんでいただけることをコンセプトに立ち上げました。そう、ジャックライオンをそのまま持っていったつもりです。
出来ればイベント主催者側の推薦で一緒に出てくれた高校生バンドとも事前にちょっとでもコミュニケーションをとっておきたかったですね。これも反省のひとつです。


さて、JJブースってなんでJが2つなんでしょうね。実は僕の中でも気になってるんです。最初はひとつだったんですが・・・ジャックのJね。

ケンメイがジャマーのJじゃないですか?って言ってたなぁ。なるほど!そうやなぁ。(笑)
あと僕の中にはJと言えばこの言葉が浮かんでいます。

「Joy」「Jolly」


いい仲間といい時間を過ごせたJJブース。

来年も我々がこのイベントに呼んでいただけるかどうかはわかりませんが、一年後には我々自身がもっとお役に立てるようになっていて、ぜとも参加させていただきたいと思っています。
キーワードは「J」で。



追伸、久しぶりにマニュアルの2t車運転して疲れちゃったわ。クラッチにね。
しかしまぁ、トラックのハンドルってなんだか知らんけど「燃えさせる」ね。
あと、JJブースの打ち上げしたい!





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