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2008/10/04...(Sat)...18:34...
◆2008/10/3(金) at JACK LION
BRUSH&PICKS
野口明彦(Dr/センチメンタル・シティ・ロマンス)
岩田浩史(Gt/金子マリPresents 5th element will)

オープニングアクト:Dr.Smith

妙なプレッシャーに覆われながらステージに登場したオープニングアクトのDr.Smith。演奏はきっと後でビデオなんかで見直したら、そりゃぁ荒い荒いものかもしれません。でも、こんなに精一杯音出すバンドがここに立つ事にヒゲおやじの思いがあります。
聴いた?あの「新鮮な音」。
その精一杯やるメンバーの姿は、フロアにいた同年代のバンドマンの胸のうちに「何か」を残したんじゃないでしょうか?
これぞ、僕にとってジャックライオンでのオープニングアクトなのです。
最高のオープニングアクトだったぞ。Dr.Smith!!!


さぁ、いよいよBRUSH&PICKS登場です。
ドラムとギター&ボーカルというスタイルの特別さに目が行きますが、BRUSH&PICKSのそこをクロースアップしても御門違いでしょう。
野口さんと岩田さんの歌心。そこから生まれてくる音たちに(僕がいうのもおこがましいですが)僕自身が一番憧れ、大切にしたい「音楽」がありました。
アルバム「奇跡の人」のタイトルにもなっている曲「奇跡の人」。この曲は、肺がんと闘い4年前に亡くなられたミュージシャン・KOUTAROさんを歌った曲だと聞きました。
この曲を歌う岩田さんの姿に、BRUSH&PICKSの心の表現に強烈に胸を打たれたのは言うまでもありませんし余韻が一日経ったいまも残っているのです。

で、最後に「ドタバタ・セッション」。結局全員ステージに上がってしまいました。実はこれ、予定にはありましたが俺だけが知ってる内部事情を明かせば「予定外」でした。(笑)

若いDr.Smithは、今から育つ新鮮さと活力に満ち溢れていました。そして、心の表現を追及する大先輩ミュージシャンBRUSH&PICKS。この2つのジャックライオンでの共演に僕は音楽の意味を感じずにはいられませんでした。


「おい!お前ら練習せぇよ!」
打ち上げも終わり、帰り際、発車した車の窓から岩田さんがDr.Smithメンバーに放ったシンプルな一言がなんだかこの先への「なぞなぞ」みたいに聞こえてきておもしろかったヒゲおやじです。

そんな軌跡を残しあのお二人はジャックライオンを去っていきました。

『音楽って素晴らしいぞっ!』





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