日々の出来事や感想を「たわごと」として言いっ放しで掲載。
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◆2009/3/14(土)at JACK LION 松本照夫バンド 松本照夫(Dr.Vo)小松原 貴士(Gt)倉本 巳典(Ba)小畑 智史(Key) ゲスト:エミネー(Vo) いや正直「俺はダメなんだろうか?」って心の中で凹みそうになりながらこの日を迎えました。お客さんの入り。 いつものことですが玄関前に立ってひとりひとりの顔が見えるのを待ちます。 ライブの予約表。毎日毎日それを目の前に置いて仕事しているわけですからほぼそこに書かれている名前も暗記してしまっています。 さぁ、初めて迎える照夫さんのバンド。もちろん俺も初めてだから想像でしかない空気を「売る」ことになるわけで・・・。 信じるものはこれまでの照夫さんとの流れと以前一度だけお会いしたギターの小松原さん強烈で爆笑だった印象。 それでも楽しみにして集まってくれたお客さん。その数は24人。心底うれしかった。 で、オチは、こういう前フリをするくらいだから決まってますよね。 炸裂の大盛り上がり! 去年10月の金子マリさんのライブの時から照夫さんとアミーゴスの大山さんとの再交流のきっかけも作れたからそこから生まれるなにかしらもこの先膨らませて行きたいと思いながらの今日のライブ。そういえばアミーゴスのジャック初ライブもお客さんは24人だったよなぁ。あの時も信じるものはジャマーバンドのあにきから「アミーゴスっていう凄いバンドがあるんだ」って話を何気に聞いていたことと、そんな中偶然にも大山さんをここに紹介で連れてきてくれた東原力哉さんへの信頼。それでも24人しか動員できなかった自分が恥ずかしかったのを覚えている。 100人でも24人でも来ていただいたみなさんへのありがたいっていう気持ちは変わりません。ただその数の違いに自分の至らなさを感じるのです。 ここは「ライブハウス」なのですから。 自分たちがお客さんに提供したいものをバンドと一緒になって作り上げていく場所。それが茨木市横江2丁目にあるライブハウスの存在する意味でありたいという思いは9年経とうとしている今も変わらない気持ちです。 そんな複雑な気持ちの中迎えた昨夜の松本照夫バンドのライブは、一気に凹を凸に変えてしまうものでした。俺個人の思いとしては「これがあるから続けられる」んです。 照夫さんのマリさんの時だけでは見ることが出来ないうたうドラム(ほんとの歌も照夫さんメイン)、小松原さんのいやらしくて熱狂させるストラト、倉本さんのフラットワウンド弦を張ったJBからグイグイひねり出される柔らかでありながらごん太の攻撃的なベース、そして繊細にアンサンブルを組み上げながらもイッちゃう時は遠慮なしの暴れん坊ぶりを発揮する鍵盤の小畑さん。そして全員のユニゾンコーラスと大ボケのトークで会場がみるみる沸いて行きます。 そして、ライブの流れの中で絶妙なタイミングで投入されたゲストのトルコ人女性ボーカル、エミネーさんがこのライブの「アイドル」になった瞬間に俺は「勝った」って思ったのです。 ステージに立つバンドのジャンルも年齢も関係ないんです。ただ俺は今45歳です。だからこそ俺が受け持つべき「部分」はあります。俺はその「部分」でこうやってれライブレポを書いているわけです。若いみんなにごり押ししたいわけでもありあせん。でも知ってほしいことがいっぱいあるのも確かです。 今やロックはすでに10代から60代の幅広さで浸透しています。これからも広がり続けていくでしょう。だからこそ若いスタッフもいるわけで。でもそんな45歳から見ても10代、20代の若いお客さんやバンドからも元気や勇気をもらいます。勉強もさせられます。教えてもらうこともいっぱいあるのです。 そのひとつひとつが俺たちライブハウスの次への一歩を進める力になっているのです。 そんなことを思った松本照夫バンドのライブ。熱いお客さん最高!すっげえいい夜になりました。打ち上げも最高潮! ありがとう。 まだまだ至らないところ、お叱りを受けるところもあると思います。 日々精進。感謝。 正直、知れば知るほどビビりそうなんで調べないようにしていました。このメンバーのこと。 でも調べちゃうんだな、これが。それにいろんな人にも言われるしね。先日も「ヤバイっすねぇこれはっ!」「最強じゃないっすかっ!」・・・なんてあの人やこの人や。 そんな声を聞くたびに、なんでそんな人がジャックライオンに来ちゃうの?って正直思ってしまったり。ありがたいのですがやっぱり緊張も膨らむ一方でね。 さぁもう10日後よ。舞台裏では色んなやり取りが起きております。ゾワゾワと。 まぁつくろうことなくいつも通り行きますけど。一緒にライブを作るんだっていうね。 ひとつ言えることは、世の中、お金は大切ですがお金だけで事は動いていないって事。人と音楽、捨てたもんじゃないっすよ。 とにかくこんなブッチギリのライブが大阪の端っこの茨木の地域密着ライブハウス、IBARAKI-JACK LIONで行われるってことは、確かなことです。 たぶんメンバーは「OSAKA!!!」って思って来るんでしょうが、あの地に着いた途端「OSAKA???」みたいになるんでしょうね。 メンバーに教えてあげましょう。ここは「IBARAKI」って言うとこなんだってことを。そして目の前を走るモノレールがギネス認定、世界一長いモノレールだって事を。そして若水の天津飯を。X-JAPANのPATAもお気に入りだって! さぁ17日は待ってるよ!IBARAKIっ子!!メンバーをビビらせよう!!! Simon Phillips(サイモン・フィリップス)(Dr) ジェフ・ベック/ジューダス・プリースト/マイケル・シェンカー・グループ/ホワイトスネイク/ザ・フー/TOTO etc→(参)wikipedia) Mike Miller(Gt)*THD関連サイト Chick Corea, George Duke, the Yellowjackets, Vinnie Coliauta and Peter Erskine, Gino Vanelli, Bette Midler, Brian Wilson and Bobby Caldwell, Tom Scott and the L. A. Express, Philip Bailey and Natalie Cole etc *えっ?!あのGino Vannelliの「Nightwalker 」でギター弾いてる人だったの?!マジ?!今知った。びっくり!こりゃすげぇ。 Melvin Lee Davis(Ba) Chaka Khan, the Pointer Sisters, Lee Ritenour, Bryan Ferry, David Benoit, Larry Carlton, Patti Austin, Gladys Knight etc < Everette Harp(Sax) Luther Vandross, Dionne Warwick, Jeffrey Osborne, Aretha Franklin, Gladys Knight, Billy Joel, Neil Diamond, Al Jarreau, After 7, Phil Perry, Go West, Natalie Cole, Chante Moore, Will Downing, John Tesh, Branford Marsalis, Herbie Hancock, Tony Williams, Wayne Shorter, Chaka Khan, Stanley Clarke, Michael McDonald and Larry Carlton etc Mitch Forman(Key) John Scofield ("Blue Matter"), Mike Stern ("Upside Downside") Janis Siegal, Dave Samuels, Diane Schuur, Gary Burton (Reunion GRP), Pat Metheny, Wayne Shorter, Simon Phillips, Freddie Hubbard, Bill Evans, and Ricki Lee Jones etc まずい・・・調べたら結局一層ビビらされた。 しかしIBARAKI-JACK LIONはおもろいところやわ。だって、高校生とこんな人たちが日々入れ替わり立ち代りで同じステージに立ってるわけよ。 ◆2009/3/17(火) at JACK LION Simon Phillips Japan Tour 2009 Simon Phillips(dr) Mike Miller(g) Melvin Lee Davis(b) Everette Harp(sax) Mitchi Forman(key) ◆2009/3/2(月)at JACK LION 前田智洋 Paris Connexion 前田智洋 (ギター) トゥープス・ベベ (パーカッション、サックス) ジョルジュ・ベックリッシュ (トランペット) 茨木から飛び出してフランスで活動してる前田君のバンド「前田智洋 Paris Connexion」のシークレットライブは、来てくれたみんなが大笑いしながらみんなで手を叩き、声を出し、かだらをゆだねられる、それはそれは楽しい素晴らしいものでした。 パーカッション、トランペット、エレクトリック・ガット・ギター。 オーソドックスな演奏スタイルからそれぞれがループ・マシンやディレイ・エフェクトなどをリアルタイムで駆使する前衛的なスタイルまで・・・3人それぞれの呼吸が絡み合うようなゴキゲンなリズム&グルーヴ、そしてユーモアも織り交ぜながら自由自在に曲を操ってい行きます。 なんだかなぁ、それをごく自然に楽しんでいるメンバーのプレーする姿を見ていると「俺たちは、まだまだちっちゃくて保守的なんだなぁ」なんて思ってしまったのと同時に、ステージで展開していくさまにどんどん自分がアジの開きのように広げられていく感覚を覚えたのでした。 で、来てくれたみんなもおそらく同じ感覚だったんでしょう。初めて触れる音楽、初めて観るライブなのにフロアの盛り上がりは、ただ事じゃなかったですもんね。(笑) 素晴らしい夜になりました。 前田君、ありがとう!トゥープス氏、ジョルジュ氏、「メルシー・ボクー!」 そして、こんな素晴らしい音をフランスから自腹覚悟で運んできてくれる前田君の心意気を感じ受け、応えてくれたジャックのイカシタみんなに「イケテルでぇ!ありがとう」って言わせていただきます。 そして、なによりもこんな素敵な音楽の存在にありがとうやね。 ◆2009/2/28(土)at JACK LION 矢吹卓トリオ with ZONK-MONK 《矢吹卓トリオ》矢吹 卓(Key)森岡克司(Ba)若林 良輔(Dr) オープニングのZONK-MONKの演奏が、思わずビールが飲みたくなって1本行ってしまったほど素晴らしかったんです。去年まで高校生だったあいちゃんとしょうこちゃん。19歳の女の子2人と「けごい」という名のいかしたいかれたドラマーの3人でZONK-MONK。 一年前、目の前に現われた矢吹卓という男にインスパイアされた18歳の女の子たち。それが一年後の今日、まさかこんなに大きくなって同じステージに立つことになるとは、俺自身も想像もつきませんでした。 ただただ尊敬の念を持って真っ直ぐに歩くことがこんなにも大きな力になるなんて・・・能書きたらしてる暇があったらこの子達のように突き進むことのほうが神様はどんなに凄い力を与えてくれるか・・・そんな衝撃を受けました。 ほんとうに素晴らしかった!ZONK-MONK。 矢吹くんもうれしかったでしょう。彼がいなければ今日の彼女達は無かったんですからね。 ほんとに素晴らしかった!この言葉しかないくらいいい一日になりました。 この化学反応を見逃した人がいたら、それはそれは残念なことだと思います。かといってこれほどのことが今日起きるなんて俺も想像できませんでした。 とにかく今日のところは、このZONK-MONKだけでも2500円のチケットの価値はあったと勝手な表現をしておきたいと思います。 ZONK-MONKに文句なし。19歳の恐るべしダークホースです。 ◆2009/1/19(月) at JACK LION BASSNINJA 今沢カゲロウソロパフォーマンス ユーモア溢れる楽しい時間。インストライブなのに・・・。 スラップ、両手タッピング、高速指弾き・・・強烈な演奏テクニックとループマシン、ベースシンセ、ファズ、トークキングモジュレータをまるでプログラミングされているかのようにマニュアル操作でこなすエフェクトさばき。そして口から飛び出す気合の入った合いの手。 そこにしっかり下ごしらえされたスピード感あふれるユーモアたっぷりの「昆虫トーク」。 訊けば「野球トーク」「プロレストーク」「仮面ライダートーク」などなどメニューがあるらしい。そして飽きが来ない短めの曲構成。 マシン並みの展開の演奏をアナログ感たっぷりに届けてくれる人間臭いステージはまさに「忍者」と言うにふさわしいライブでした。 先日忍者イメージを昔のTVドラマ「仮面の忍者赤影」に例え「赤影バリの術と青影バリの愛嬌と白影バリのナンセンスを魅せつけてくれると思うで。」と書きましたが、まさにその通りの忍者ぶりだったので俺自身が驚いてしまったほどです。 2000年代に入ってからのデータでも2000本を超えるライブを今日までこなしてきているBASSNINJAは、今日のライブでも1ステージ目が終了後、休むまもなく客席でアンケートを鉛筆つきで一人一人に手配りし、すぐ物販コーナーでは手売りに専念。買ってくださった方にサインとともにこれまた一人一人に別々の昆虫の絵を丁寧に手描き。 そしてまた休むまもなく2ステージ目。 みんなを参加させるプログラムもありどんどん世界に引き込み、1ステ目よりさらに見ている人の「ストッパー」を外していくのです。 アンコールが終われば、またすぐ物販席につき丁寧にお客さんと接する姿。 一人で数人分やるのは演奏だけでなく、まさにすべてでした。それを2000本超!これぞまさに「忍者」!! 今沢カゲロウ氏・・・「人」がステキだ。 なるほど、そこから来る音だったのです。 世界中の人々をうならせる究極のワンマンパフォーマンス! ◆2008/12/8(月) at JACK LION ISAO JAPAN TOUR"Spark7" http://spark7.cool-music.org/index.html 言葉にならない!それほど素晴らしかった。 GREAT!!ISAO!!! WONDERFUL!!SPARK7!!! 【Member】 Isao(Gt/The Faded, Cube-ray) Shane Gibson(Gt/KoRn,Jonathan Davis solo project) Kai Kurosawa(Tip tar, Bass/Collide, Sharp3) Thomas Lang(Ds/Glenn Hughes,Robbie Williams) 大高清美(Org/assure, 大高清美グループ) ◆2008/11/23(日)at JACK LION OLD HAND ROCK DAY 2バンド リッチー坂本'sドビンボウ~FireBall Tour 2008~ 思い返せばいろいろあった今年のリッチー坂本sドビンボウの今日まで。 出来ただけでも幸せなことです。ほんとよかった。。。 5年前?にジャックで出会って加入を申し出て・・・そう言えば自分から単独で加入希望したバンドは生まれてこのかたこのバンドだけやな。マジ。 決して「きれいに揃ったバンド」じゃない。俺自分も今日のリズムは最後までハマッタ気がしないまま終わってたりしてね。肩に力入ってるのがわかってるのに、ほぐしたと思えば数秒後にはまた力が・・・。思うように刻めねぇ!くそー!って思うわけです。もっとイキタカッタって。。。まぁ後の祭りやわね。(笑)一回きりやし。それがまたええねん。 俺なぁ・・・このバンドが大好きなんだわ。なんちゅうんかな?ニュアンス?空気?かな? 好きってことと楽しむ&楽しんでもらおうっていう大人の遊び心がいっぱいのメンバーがそろってるパープルのたかがコピーバンド。されどこれ最高や! しかしまぁ、緊張したわ。 来てくださったみなさん、本当にありがとうございました! 110人ですよ!ギッシギシのなか長い時間すみませんでした。 楽しんでいただけましたか? ライブが終わったあと笑顔をいっぱいいただいてものすごくうれしかったです。「これまでで一番良かった。」なんていう声ももらったり。 対バンのレッド・シェッペリソのみなさん、お疲れ様でした。 そして、ドビンボウメンバーのみなさん、お疲れ様でした。 また来年! で、もっと心鍛えよ(目標)。足腰もね。 ◆2008/11/15(土) at JACK LION OLD HAND ROCK DAY 2バンド 出演)ジャマーバンド(和歌山)/なまず 茨木の「なまず」と和歌山の「ジャマーバンド」 なまずのヒジカタさん(Key)がジャマーの大ファンであることがきっかけとなって今日という日の対バンとなりました。 そのヒジカタさんの「僕らの仲間にジャマーバンドも楽しんでもらいたい」っていう思いがすごい出来事を生んでしまったのです。 ここジャックライオンが『最高の遊び場』に・・・。 100名以上があの場の「遊び仲間」になってしまいました。その9割は、なまずの皆さんが声をかけて集まってここに来られたお客さんです。 なまずのライブで盛り上がり、そしてジャマーバンドの最後には『最高の遊び場』と化したのです。初めて観る和歌山のアマチュアバンドのライブでね。 どちらのバンドにも共通することがありました。それは「進んでいる」こと。 なまずもジャマーもジャックライオンでは約一年ぶりです。ジャマーバンドはジャックライオンではお馴染み。 でもね、進んでるんです。前とは違うんです。 まず、なまずの見事なコーラスワークに驚かされました。あの声の力はバンドのパワーを倍増させてるんですよね。 そしてジャマーは、なんとも価値ある軽やかさ。しなやかさ。(そして、いやらしさ。)それにいつもの絶妙なタイミングの良さが加わった時にゃぁ、いつの間にか体は揺れ、声が出てしまっています。もう完璧にヤラレテしまうわけです。それが俺だけなら「並な話(笑)」ですが・・・今晩はその程度じゃ収まらんかったわけです。 あ~。。。昨日の続きですが、リアルなパワーと緊張感の成せる技がここにまた・・・ですわ。 ただただ、うれしかったです。楽しかったです。 ありがとうございました。 まだまだロックをやろうじゃないですか! ◆2008/11/8(土) ~第一回ボーダーズ・ミーティング関西~ 水母ボーダーズ Vo:トら、Ba:大沢イツト、Dr:フクイユタカ、key:T.無門 あれほどみんなが集った「TRA(トラ)」の解散からもうどれだけ時間が経っただろうなぁ。途中「NEW TRA」で大阪遠征を試みるもなんだか不発に終わっちゃったっていう過去もある。 でも、だからどうした?! やっぱり俺はこの人が大好きで、またこの人パワーを信じる。 ジャックライオンがオープンしてから8年。この8年で他の誰がここジャックライオンでお客さんゼロからスタートしてあれだけの人を集めただろうか。しかも東京から来て・・・。 その力を信じずしてライブの何を信じる? (そしてメジャー契約の後もTRAは、イベンターの仕切りでの市内一ヶ所でのライブハウスでのライブのほかに、イベンターを通さない独自の動きでもう一ヶ所ジャックライオンでライブを繰り返してくれていたんですよね。) そして昨日、元TRAのトラさん率いるNEWバンド「水母ボーダーズ」が初上陸した。 一言で言うなら「あのパワーが再び帰ってきてくれた。いや、それ以上に超えてしまってる」と言っていいかも。 すごいライブでした、水母ボーダーズ。ノリと爆笑の一時間強のライブ。 一気にその場にいた人を一人残らず虜にしていったよ。もちろん俺もその一人。 こりゃすごい「バンド」だよ。確実にバンド! うん、やっぱりハッキリ言っておくわ。『超えてる』よ。 次回は、俺もユニクロでボーダーシャツを買って参戦することにする。 ◆2008/11/1(土) 大山大吾郎 音楽生活40周年ANNIVERSARY AMIGO'S Super Live at 大正区 アゼリア大正 http://amigos.tabigeinin.com/ 大山さんの地元大正区での「大山"ダイナマイト"大吾郎 音楽人生40周年Anniversary AMIGO'S Super Live!!!」でした。 もうライブ・レポもままならない・・・というか、そもそも「ライブ・レポなんて必要なのか?」とまで思ってしまいます。 『前よりも少しでも多くの人に観てもらいたい。』 そんな一心で書いてるライブ・レポ。 でも、書く事がほんとうにそれにつながるのか?これからも書くと思いますし、今、書けてない分も書くつもりです。 でも、思っちゃうんです。やっぱりライブは、書いて伝わるもんじゃないって。 来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました。 心から感謝します・・・本当にうれしいんです。 1日のAMIGO'Sライブは、ジャックライオンがそのまま大正区へ移動や!スタッフみんな、そんな気持ちでしたし、大正の皆さんの強力なバックアップで、多くの人に観てもらうことができました。 写真がありますので、数枚だけ紹介します。 朝9時半に集合して音響、照明設営。 オープンの準備もバッチリ。 始まりましたよ!お客さんもいっぱいです! どう?!大山さんもパワー全開です。 凄い盛り上がりで終了! 打ち上げで八木さんから大山さんへミニハーモニカでビートルズのナンバー"All My Loving"のプレゼント!これがステキ過ぎた!!感動!!! どうだ!これがAMIGO'S!!まさに"ダイナマイト!!!"じゃないですか?! ◆2008/10/24(金) at JACK LION 金子マリPresents 5th element will with 森園勝敏 金子マリ(Vo)北 京一(Vo)岩田浩史(Gt)大西 真(Ba)石井為人(key)松本照夫(Dr) 森園勝敏(Gt/四人囃子) この場所でまた新しいページが開いたように感じた。 この場所でやる意味は若い若い彼ら彼女らに「この人たちの今」を映してあげられる場所だから。そして、そうしたいと思うから。 それは、この場所が出来てから俺がずっと心にしてること。 この場所が出来てから8年。ずいぶんこの場所に集まるメンバーも入れ替わった。 特に今年は世代交代を感じさせられている。 だけどそうしてまた新しい瞳に「この人たちの今」が映る。 そして何より忘れてならないのは、「この人たち」が過去の遺物でもなんでもなく、「今」も先へ進んでいる人たちだということ。 そんな「今」に若い彼ら彼女らの瞳が輝いていた。 そんな彼らの姿が今の俺にはうれしくてたまらなかった。 音楽は、これだ。 僕のレポなんかより・・・ http://banibo.jugem.jp/?eid=656 http://hyoooooooooon.jugem.jp/?eid=423 http://hapmothu.jugem.jp/?eid=521 忘れんとってな。その今の思いをで自分達の「何か」に変えていって欲しいんだ。 ◆2008/10/5(日) 僕らのしぜんの冒険 at JACK LION リーダーの佐藤正治 (Per. Voice.)を中心に、深町純 (Pf. Key.)、KONTA (Sax. Vo./ex.バービー・ボーイズ)3人のバンドとして、2007年1月より活動開始。 オリジナルはもちろん、クルト・ワイルがらフェリーニ、バッハ、詩の朗読まで、彼らは、あらゆるものを感じるまま、しぜんに歌い、演奏し、新しい音を生み出して行く。それはまるで音の冒険。 一度出会えば、やみつきになる、ちょっとアバンギャルドで、先鋭的な大人のポップミュージック。 「僕らのしぜんの冒険」と一緒に音の冒険に出かけよう!! 僕らのしぜんの冒険 ~はじめての旅~ 佐藤正治(Per, Vo./MASSA) 深町純(Key.) KONTA(Sax, Vo./バービーボーイズ) ◆2008/10/3(金) at JACK LION BRUSH&PICKS 野口明彦(Dr/センチメンタル・シティ・ロマンス) 岩田浩史(Gt/金子マリPresents 5th element will) オープニングアクト:Dr.Smith 妙なプレッシャーに覆われながらステージに登場したオープニングアクトのDr.Smith。演奏はきっと後でビデオなんかで見直したら、そりゃぁ荒い荒いものかもしれません。でも、こんなに精一杯音出すバンドがここに立つ事にヒゲおやじの思いがあります。 聴いた?あの「新鮮な音」。 その精一杯やるメンバーの姿は、フロアにいた同年代のバンドマンの胸のうちに「何か」を残したんじゃないでしょうか? これぞ、僕にとってジャックライオンでのオープニングアクトなのです。 最高のオープニングアクトだったぞ。Dr.Smith!!! さぁ、いよいよBRUSH&PICKS登場です。 ドラムとギター&ボーカルというスタイルの特別さに目が行きますが、BRUSH&PICKSのそこをクロースアップしても御門違いでしょう。 野口さんと岩田さんの歌心。そこから生まれてくる音たちに(僕がいうのもおこがましいですが)僕自身が一番憧れ、大切にしたい「音楽」がありました。 アルバム「奇跡の人」のタイトルにもなっている曲「奇跡の人」。この曲は、肺がんと闘い4年前に亡くなられたミュージシャン・KOUTAROさんを歌った曲だと聞きました。 この曲を歌う岩田さんの姿に、BRUSH&PICKSの心の表現に強烈に胸を打たれたのは言うまでもありませんし余韻が一日経ったいまも残っているのです。 で、最後に「ドタバタ・セッション」。結局全員ステージに上がってしまいました。実はこれ、予定にはありましたが俺だけが知ってる内部事情を明かせば「予定外」でした。(笑) 若いDr.Smithは、今から育つ新鮮さと活力に満ち溢れていました。そして、心の表現を追及する大先輩ミュージシャンBRUSH&PICKS。この2つのジャックライオンでの共演に僕は音楽の意味を感じずにはいられませんでした。 「おい!お前ら練習せぇよ!」 打ち上げも終わり、帰り際、発車した車の窓から岩田さんがDr.Smithメンバーに放ったシンプルな一言がなんだかこの先への「なぞなぞ」みたいに聞こえてきておもしろかったヒゲおやじです。 そんな軌跡を残しあのお二人はジャックライオンを去っていきました。 『音楽って素晴らしいぞっ!』 ◆2008.9.15(Mon) Shane Gaalaas ドラムクリニック at JACK LION http://shanegaalaas.com/jp/ 「セミナー」とは言えShaneはライブのようにみんなで自由に音を楽しむことを大切にしてくれてましたよね。それがグイグイ伝わってくる人でした。 「また出会ってしまった」一言で言えばこれがすべてです。そう言い切れるほんと素敵な人で素晴らしいドラマー。 質問コーナーや一緒にセッションすることは、いろんなセミナーでいつもあることなんですがそれをコミュニケーションのきっかけにしながらみんなでもっと音を楽しみたいという熱が伝わってきます。それでも100人全員は出来ない。だからみんなで手拍子、足拍子やろう!それぞれ思い思いのビートを出してくれって何度も言ってましたよね。 おいおい、あのドラム見た?感じた?そりゃまぁ気持ちいいこと。カッコいいこと・・・。ドラマーじゃない奴も見に来るべきだったね。B'zのドラマーってプロフィールは入り口だけで十分。入ってしまえばやっぱ要はリズムやわ。 こんなダイナミックなドラマーと一緒に音出せたらどんなに幸せだろうって贅沢なこと勝手に考えてしまいましたよ。 絶妙に繊細なハイハットさばき、その中になんとなく存在する「ゆるさ」というのか「広さ」さは、やっぱり世界は広い!そんな感覚を覚えて無意識のうちに体が揺れます。グルーヴでっせ!クゥ~!って来ます。と思えば桁外れのパワードラム!オリャ~!その大胆さにもうそりゃ声出るっしょ?黙って見るほうがムリっす。 なんしかスケールが違うわ。何千人、何万人に一気に音を届けることが出来るドラマーのスケールっていうんですか?不思議と出音が「大きなホールでやってるかのような音」の感じがすんねんなぁ。なんでやろ? 曲調に合わせてshaneの叩き出すリズムそのものがその会場を広くしたり狭くしたり七変化させんねんな。 いや~スゴイ!!! さて、セミナーが終わってからShaneが「ここはホントに気持ちよかった。で、このスピーカーシステムは何なの?(shaneは機材にもかなり詳しいらしい。確かにそんなことを感じる場面は今日だけで何度もあった)」って質問してきたから「これはPeaveyだよ。(実はPeaveyはアメリカでは3流ブランド)」って答えると「えっ!マジ?」って驚きながらしかめっ面してました。「Why?」・・・そんな感じ。 俺はそれに対して「愛情とアイデアの力ですよ(笑)。」なんて実はマジで答えたりして。 でもそうでしょ?あなたのドラミングもまさにそのままじゃないですか?!僕らはそれをあなた方に教えてもらってるほうなんですよ。 Shaneは、この場所も音もスタッフもすんげぇ気に入ってくれてたなぁ。「また会いしましょう」は約束やね。 さぁこの先何が起きるやら。なにやら起きそうな「線」が何本も見え始めてます。 (②からの続き) さぁオープンです。 ありがたいことに、6時半の時点でお客さんが何人も並んでくれています。俺にとってのこの一週間は、このためにあったといってもいいくらいですから、まさに心の中で拳にぎり気分は「よっしゃ~!」です。 いつものように常連の来るのが遅い!このときばかりは毎回「お前らどんだけ偉いねん!」って言いたくなります。 本番は予定より10分押してスタート。 告井さんが一人で登場し、「アコギ一本でビートルズ」です。アルバムを出し、それ以外のレパートリーも増え今では40曲ほどのアコギ一本でビートルズがあるらしいですが、立ったまま右足をイスに乗せて弾く告井さんのギターさばきとノリにみんな目パチクリ。MCなしで続くビートルズの連続プレーに客席は驚きのまなざしでした。 最後の曲の途中でメンバー登場。そのまま「夏の日の想い出」に続きます。 その後・・・「うちわもめ」「Honey Lady」「ロマンス航路」「暖時(くつろぎ)」「あの娘の窓灯り」「庄内慕情」「ロスアンジェルス大橋Uターン」「ポテトチップスかじるすりる」「ハロー彗星」と続きました。 途中、歌詞があやふやだったり、音が出なくなってやりなおしたり、キメが合わなかって苦い顔したり、笑ったり・・・あるんやわ。俺にしてみれば、こんなことも自分たちの曲を自分たちでコピーしなおしたりして毎回ライブしてきた変なバンド、35年続くセンチの醍醐味だったりするわけで。(笑)いつまでもお腹いっぱいにならないセンチの魅力はこんなところにもあるんだわ。 さて、休憩を挟んで斉藤哲夫さんのライブです。 実は俺自身も「生斉藤さん」は初めてで。 やさしくつま弾くギターをバックに飛び出してくる斉藤さんの強烈な言葉のロックに、気が気じゃない状態のはずの俺の心でさえもわしづかみされたんです。 ピアノのさがみ湘さんがまたそれを膨らませます。 「言葉の力」「真のロックスピリッツ」ここにあり。 参りました。もしこの日、俺が純粋に「お客」だったなら、完璧に大泣きしてたと思います。 K司さんが「斉藤さんをジャックライオンへ!」と言ってくれた意味が本当の意味でわかりました。ありがとうございます、K司さん・・・でもあなたは来てない!!!(笑) その後、センチメンバーがすべて合流し、さがみ湘さんもエレアコに持ち替え8人でのステージ。「甘いワイン」「あなたの船」「She's Bird」「グッド・タイム・ミュージック」「夜空のロックンローラー」「風景」という流れでエンディングに向かいます。 センチの強烈な西海岸コーラスを伴って、ここはいったいどこなんだ?と思うくらいの空気が生まれていくのです。 甘いワインやShe's Birdでの告井さんの定番タバスコのビンでのスライド、グッド・タイム・ミュージックのときの告井さんのペダル・スティールのチョイスは絶妙すぎなわけで。 で、アンコール。 ビートルズの「This Boy」「Now here」、そしてセンチで「雨はいつか」で、はっぴいえんど。 すべてが終わってから、半ば無理やり呼んだジャックの若い常連バンドマンが「呼んでくれてありがとう。」なんて言いよってね。「そうやろ、来るのが当然や」なんて強気で言いながらもうれしさいっぱいな俺。 打ち上げも次の日が名古屋入り11時だというのに新旧入り乱れて深夜まで盛り上がり。個人的には、古くからセンチを支えてきたサポーターの先輩方と語り合えた最高のひと時でした。 この日のお客さん81名。去年の100名からは減りましたが、ジャックライオンの常連バンドマンではない一般のお客さんが去年よりも増えました。わざわざ「こんな場所」までほんとうにありがとうございました。 そして無理やりに近い形で引っ張っぱられて来ちゃったジャックライオン若手のみんな、ほんとうにありがとう。 俺はね、バンドってこんなに素敵なんだって、俺なりの形でみんなに伝えたいんよ。 最後に・・・東京へ行ったバンドマンの一人が、7日と8日東京曙橋のBack In Townであったセンチのライブにたった一人で行ってきたようです。 その彼が日記にこんなことを書いています。(勝手に拝借) 昨日、今日はセンチメンタルシティロマンスのライブを見に行ってきましたー♪ 一人で行ったのにスッゲー楽しくてビールじゃぶじゃぶ飲んじゃいました。 合い席になったお父さん達や、周りの方々もすごく楽しそうで、 昔のセンチのライブ話だとか、機材車バスに勝手に乗り込んだエピソードとか、竹内まりやさんがどうのこうのとか、 今度あの曲コピーしようぜ!とか、なんか年齢差かなりあるんだけど、話してる内容はおれらとあんまりかわらねぇなーと思って、ジャックライオンにいてる気分でしたw まぁ、でも20代でライブ観に来てるの完璧に私だけで若干居場所がなかったというか。。w そう考えるとジャックライオンって各世代が混在してて異様だよな。 私が歳とっても通えばその層がどんどん深く厚くなるのか。面白いな。 平成生まれがセンチを観てたりするのかな?w 「うん!」って思ったね。 Copyright © [ ヒゲおやじ三面記事 ] All Rights Reserved. http://higeoyazi.blog.shinobi.jp/ |